ダイキンエアコンの故障原因と修理費用相場

ダイキンエアコンの故障修理

急にダイキンのエアコンが動かなくなってしまった時、どうすればいいのか分からず困ってしまうと思います。

ただ、エアコンの調子が悪いのはちょっとしたことが原因で本格的な故障ではないこともありますので、慌てて修理を依頼する前にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

今回は、エアコン修理を依頼する前に確認しておきたいチェックポイントや故障症状や原因、修理費用の相場などについて詳しくお話ししていきます。

クーラー(冷房専用など)の場合も構造メカニズムはエアコンとほとんど同じですので、この記事の内容を参考にしていただけます。
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ダイキンエアコン故障の主な症状

まずはじめに、エアコン故障時によく見られる症状についてお話していきます。

エアコンの調子が悪くなったと思った場合、まず以下の症状に当てはまるかどうか確認していってください。

冷風(温風)が出ない

エアコンガス漏れで配管に霜がつく

エアコンの電源を入れて冷房運転や暖房運転を行っているにも関わらず、エアコンから冷風(温風)が出てこない、または生ぬるい風しか出てこなという場合、エアコンの故障が考えられます。

特に、室外機の配管に霜(氷)が付いていたり、エアコン室内機の吸込温度と吹出温度の差が極端に小さい場合は、冷媒ガス漏れなどの原因が考えられます。

リモコンが効かない(電源が入らない)

ダイキンエアコンのリモコンが効かない

リモコンを操作してもエアコンが動かない場合、エアコンコンセントに電気がきていないか、リモコンまたはエアコン本体が故障してしまっている可能性があります。

リモコン本体の故障については、デジカメやスマホでリモコンの先端についている赤外線ランプがちゃんと点滅しているかどうかで判断できます。

リモコンが正常に作動している場合は、エアコン本体が故障している可能性が高いでしょう。

室内機のランプが点滅している

ダイキンエアコンの室内機ランプが点滅

ダイキン製のエアコンの電源ランプの点滅はは、エアコン不具合の内容をお知らせするサイン(エラーコード)となっています。

本体タンプの点滅状態やリモコンを使ってエラーコードを読み取る(後ほど説明)ことで、不具合の原因が何なのかを調べて修理費用がどれくらいかかってしまいそうか診断することができます。

水漏れ

エアコンからの水漏れ

エアコンからの水漏れは、排水経路の詰まりや冷媒ガス漏れ、施工不良、雨漏りなどが原因で発生します。

室内機の吹き出し口や背面あたりから漏れたり飛んできたりする水は空気中の水分が結露したものですので、冷媒ガスや圧縮機油などではありません。

ルームエアコンの場合、水漏れを起こしてもエラー停止することはありませんが、水が漏れしたまま使い続けると床や壁などを傷めてしまいますので、早めに修理していく必要があります。

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本体リセットの方法

ダイキンエアコンの場合、ちょっとしたことが原因でエラー停止したり、効きが悪くなってしまったりします。

本体リセットを行えば復旧する可能性もありますので、一度以下の手順でエアコン本体をリセットしてみて下さい。

【SETP1】エアコンをOFFにする

エアコンが動いている場合はリモコンでエアコンの電源をOFFします。

電源ランプが点滅して既にエアコンの動作が停止してしまっているような場合は、そのまま次のステップに進んでください。

【STEP2】室内機の電源コードを抜く

次に、エアコンの電源コードを抜きます。

電源プラグが高いところで抜き差ししにくい場合などは、分電盤の中にあるエアコン回路のブレーカーを落としてもOKです。

ルームエアコンの場合、電源は室内機側のコンセントのみとなっていますので、ここまで作業ができたらエアコンに流れる電気は遮断できたことになります。

ブレーカーのマークの意味は「ー」で通電、「◯」で開放(電気を遮断)となっています。

【STEP3】1分後に電源を入れ直す

エアコンの電源を落としてから1分後にコンセント(ブレーカー)を入れ直し、エアコンを再起動してみましょう。

ルームエアコンの場合、電源コンセントは室内機のところに一箇所しかないため、この操作を行うことで、室内機だけではなく室外機の方も同時にリセットすることができます。

この状態で再びエアコンが停止(電源ランプが点滅)してしまった場合、エアコンに少し症状の重い不具合が発生している可能性があります。

リモコンに付いているリセットボタンは、リモコンの電池交換後にリモコン本体のリセットを行うためのものです。このリモコンのリセットボタンを押してもエアコンはリセットされませんので注意が必要です。

応急運転による動作確認方法

エアコンの応急運転ボタン

ダイキンのエアコンには前面パネルを開いたところや本体の右下あたりに応急運転ボタン(電源ボタン)がついています。

ちょっとした不具合の場合、この応急運転スイッチで起動すればエアコンを一時的に復旧する事ができる場合があります。

具体的な操作方法については説明書を御覧いただきたいのですが、ダイキンのエアコンの場合、以下のような手順で強制起動することができます。

  1. 室内機の右下の方にある自動運転スイッチを押す
  2. 応急運転が開始される
  3. 再度、自動運転スイッチを押す
  4. エアコンが停止する

ダイキンエアコンの応急運転は設定温度が25℃で動作する(快適エコ自動モード、快適おまかせ自動モードなど)ため、夏場の場合は冷房運転に、冬場の場合は暖房運転で起動することになります。

この応急運転でエアコンが正常に動いた場合、エアコンのメインとなる冷房や暖房機能は故障していないということを確認することができます。

なお、途中でエアコンが停止し、運転ランプが点滅し始めた場合は、エアコンが故障してしまっている可能性が高いといえます。

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エラーコードの読み取り方

ダイキンのエアコンは、エアコンが止まってしまった原因を示すエラーコードをリモコンで読み取ることができます。

具体的なエラーコードの見方は以下の通りとなります。

【STEP1】室内機の運転ランプが点滅していることを確認する

ダイキンエアコンの運転ランプが点滅

エラーコードはエアコンがエラーで止まっている(運転ランプが点滅している)状態で読み取る必要があります。

運転ランプ以外のランプ(タイマー、ストリーマ、内部クリーンなど)の点滅は故障を示すものではなく、別の機能のお知らせとなっています。

エラーコードの読み取りは運転ランプが点滅していることが条件となりますので、まずは運転ランプの状態を確認してみてください。

【STEP2】リモコンを室内機に向けて「取消(終了/取消)」を長押しする

ダイキンのエアコンの室内機にリモコンを向ける

エアコン室内機の電源ランプが点滅している状態で、リモコンを室内機の方に向けます。

ダイキンエアコンのエラーコードをリモコンで読み取る

リモコンを室内機に向けた状態で、リモコンの「取消」または「終了/取消」ボタンを長押し(約5秒間)していきます。

すると、「ピー・・・」という電子音がして、液晶画面に2桁の英数字が表示されます。

【STEP3】エラーコードを読み取る

この状態でリモコンの「取消」または「終了/取消」ボタンを短く押していくと、「ピッ、ピッ、・・・」という音と主に液晶画面に表示されている英数字が変わっていきます。

途中、「ピー・・・」という連続音がなった場合、その時に表示されている英数字が不具合の原因を示すエラーコードとなります。

ダイキンルームエアコンでよくある故障のエラーコードは以下の通りとなります。

エラーコード不具合内容
00本体正常
(本体以外の不具合)
E7室外ファン異常
F3圧縮機異常
U0冷媒ガス異常
U4通信異常
ダイキンのエアコンの場合、運転ランプが点滅し続けて本体が動かない場合はエアコンの基本機能の故障、最初は運転ランプが点滅していたものの途中から点灯に変わってエアコンが動き出す場合はオプション機能(加湿機能など)の故障という見分け方もあります。

修理料金の相場

上記の方法でエラーコードを読み取ることで、おおよその不具合原因や修理内容を把握することができます。

以下に、ダイキンのメーカーHPで公開されているエアコン修理料金を紹介しておきますので、エラーコードの内容を参考にしながら修理費用がいくらぐらいになりそうか確認していきましょう。

室外機制御基板13,800~ 27,000円
室外機ファンモーター15,800~ 28,000円
冷媒ガス漏れ13,800~ 27,000円
室内機マイコン13,800~ 27,000円
室内機ファンモーター27,800~ 33,000円
冷媒回路17,800~ 100,000円
リモコン2,000~ 10,000円
水漏れ27,800~ 37,800円
室内機ルーバー5,800~ 19,000円
室内機前面パネル8,800~ 32,000円

※2020年9月時点の調査内容

※修理費用(技術料、部品代、出張料含む)は税抜、目安です。

※修理時間は故障の程度やスタッフの熟練度によって変わってきます。場合によっては、エアコンを取外して持ち帰っての修理が必要な場合もあります。

上記の修理料金の金額の幅があるのは、故障原因やエアコンの状態によって部品交換が1つだけではなく複数になることがあったり、エアコンの設置状況(室外機の高所設置など)によっては追加の割増料金が発生することもあるからです。

一番確実な修理方法としては故障が疑われるパーツ全てを丸ごと交換するという方法で、メリットは確実に短時間でエアコンを修理することができますが、交換部品点数が多くなるため修理代金が高くなってしまうデメリットがあります。

上記の方法は、各種保証を使ったメーカーサポートによる修理(お客さんに迷惑がかからないようにしたい、費用はメーカーや販売店が負担)で行われることが多い印象です。

逆に保証が切れてしまって、お客さんが修理料金を負担する有償修理となる場合は、エラーコードの読取りや故障症状などから故障箇所を推定(可能であれば特定)し、最適な順序でパーツ交換や補修を行い、エアコンが正常復旧するか確認していく流れで修理を行っていくのが一般的となります。

この場合、1回目の修理(1つのパーツ交換)でエアコンが直れば安く早く直って良かった、2回目(2つ目のパーツ交換)でエアコンが直れば普通、運が悪ければ3回目のパーツ交換が必要になって、結局、修理期間が長びいたあげく、修理料金も高くなってしまうという可能性もあったりします。

どの方法がベストなのかということについては、エアコン修理業社の経験からある程度のアドバイスはできますが、最終的にどの方法で修理をしていくかということについては、エアコン修理業社の人と話し合いながら決めていく形となります。

エアコン修理はパーツ交換してすぐ直る場合が多いですが、こういった不確定要素もあるということを基礎知識として知っておきましょう。

修理を依頼する前に確認しておきたい事

エアコン修理では実際にエアコンを点検してみると修理を呼ぶほどではないちょっとしたことが不具合の原因になっているということがよくあります。

エアコン修理は点検をしてもらうだけでも3000~5000円の費用がかかるのが一般的です。

以下にちょっとした不具合の主な例について解説しておきますので、修理を依頼する前に一通りチェックしてみてください。

【チェック1】エアコンのコンセントが抜けていませんか?

エアコンのコンセントが抜けている

冷房や除湿を使い始める夏先や、暖房を使い始める秋頃の場合、シーズンオフにエアコンのコンセントを抜いたままリモコンの操作をしている事があります。

ルームエアコンのコンセントは室内機側に一つだけしかありませんので、室内機から出ているコンセントがしっかり挿さっているかどうかを確認してみてください。

この他に、エアコンのコンセントは挿したままブレーカーだけを落としているケースもありますので、分電盤中にあるエアコンのブレーカースイッチも一度確認してみるといいと思います。

分電盤の中のエアコンブレーカー

エアコンのブレーカーだけ切ってある場合、上記のような感じになっている「◯(開放、つながっていない)」と思いますので、スイッチを操作して「|(接続、つながっている)」にし、エアコンのコンセントに電気を流してあげましょう。

【チェック2】リモコンが故障していませんか?

エアコンのリモコン故障の赤外線をスマホで確認

エアコンが動かないという場合の一番多い原因は、リモコンの電池切れやリモコン本体の故障です。

昨日まで動いていたエアコンが急に動かなくなったりした場合、まずはリモコンがちゃんと動いているかどうか確認しましょう。

リモコンの液晶画面の表示が薄くて見えづらいような場合は電池切れの可能性があります。

仮に、操作中にリモコンの電池が切れたり、リモコンが故障してしまってうまく信号を本体に送れなくなったりした場合、リモコン表示上はエアコンが動かなければならない設定になっていたとしても、本体にはその内容が伝わっていないということもよくあります。

本当にこのリモコン故障はよくあるエアコンが動かない原因のひとつですので、まずはじめにスマホやデジカメを使ってリモコンの赤外線の動作(ボタン操作時にちゃんと点滅しているか)を確認しておきましょう。

エアコンが動かない原因がリモコンの故障であれば、リモコンを交換すればまたエアコンが使えるようになります。

【チェック3】設定温度は適切ですか?

エアコンは部屋の中にある室内機や部屋の外にある室外機が必ずしも同じタイミングで動作しているとは限りません。

例えば、エアコンの冷房運転や除湿運転で設定温度を28℃に設定している場合、室温が28℃よりも高ければエアコンの室内機と室外機は両方共に動きます(冷房します)が、エアコンが室内を冷やして室温が設定温度の28℃よりも低くなった場合、室内機は動いたままにも関わらず室外機は停止する(ブゥーンという低い音が消え、ファンも停止する)ことがあります。

この時、室内機は停止するか、は冷たい風ではなく、生ぬるい風が出ている状態(扇風機と同じ、送風運転)になります。

そして、また部屋の温度が設定温度の28℃以上になった時に室外機が動き出し、エアコンの室内機から冷たい風が出るという感じです。

上記のように、エアコンは故障ではないにも関わらず、室内の温度が設定温度に達しているため室外機が停止するということがあります。

このような場合は設定温度を室温より2~3℃ほど低め(暖房の場合は高め)に変してみましょう。

温度を変更してから数分以内に、室外機が動き出し、部屋が冷える(温まる)まで室外機が動いているようであれば、室外機が動かなかった理由は室内の温度が設定温度に達したからだったということが確認できます。

【チェック4】フィルターにホコリが溜まっていませんか?

掃除機でホコリを吸い取る

エアコンのフィルターにホコリが溜まってしまっている場合、エアコンがうまく風を吸い込むことができないためエアコンの効きが悪くなったりします。

また、エアコンフィルターの詰まりは水漏れ(吹出口から水が前方に飛び出してくる事が多い)を引き起こすこともあります。

フィルターにたくさんホコリが付いている場合は、エアコンの前面パネルを開いてフィルターを取り出し、フィルターに積もっているホコリを掃除機で吸い取ったりして、エアコンの動作確認をしてみてください。

この際、フィルターの取り付けが悪かったり、前面パネルがちゃんとしまっていないというだけでもエラーを出す機種もありますので注意が必要です。

【チェック5】室外機の風周りを邪魔していませんか?(夏場の冷房時)

エアコンの室外機にカバーが付いている

これは主に夏場によく起こってしまうケースなのですが、エアコンの室外機は異常に熱を持つと、システム保護のために自動的に停止することがあります。

このようなことが起こる原因として考えられるのは、エアコンの室外機周りの風の流れが悪くなってしまっていることがほとんどです。

  • 室外機にカバーが取り付けられたままになている
  • 室外機の周りに物が置かれている
  • 室外機のアルミフィン部が洗濯物の繊維やペットの毛などで汚れている

エアコンの室外機は熱風をうまく吐き出すことができなくなると内部に熱が溜まってしまい、異常を検知してエラー停止してしまいます。

室外機の周りのものを片付けるなどした後、エアコンを再起動し正常に作動するようになった場合、風周りの悪化が不具合の原因だったということになります。

【チェック6】霜取り運転ではありませんか?(冬場の暖房時)

暖房運転時に室外機に付いた霜

エアコンは真冬の暖房運転時、室外機についた霜を取り除くため定期的に除霜運転を行います。

除霜運転中は室内機のランプが点滅して室内機から温風がでなくなったりしますが、10~15分程度で再び温風が出始めた場合は故障ではなく正常な動作となります。

なお、霜取り運転中は溶けた霜が水になって室外機から出てきますが、これも正常な動作となりますので、安心して下さい。

メーカーサポートの連絡先

ダイキンのメーカーサポートの連絡先は以下の通りとなります。

コンタクトセンター0120-881-081 (フリーダイヤル)
受付時間24時間365日
サポートページサポート|DAIKIN
取扱説明書の
ダウンロード
空調製品情報検索サイト|DAIKIN

ダイキンはサポートが充実しているのが特徴で、コンタクトセンターは24時間年中無休で電話受付を行っています。

ただし、夏場などは電話が混雑していることが多いですので、その場合はサポートページ内にあるメールフォームからも問い合わせを行うことができます。

リコール情報も確認しておきましょう

一部のダイキンエアコンに、リコールが実施されています。

故障の原因がリコール内容と一致する可能性もありますので、修理を依頼する前に一度以下のサイトでリコール情報も確認しておきましょう。

>>大切なお知らせ|ダイキン

リコール対象機種であればメーカーによる無償点検修理となる可能性がありますので、修理の依頼はメーカーサポートでその旨を伝えていきましょう。

エアコン修理の具体的な流れ

エアコンの修理は、サービスマンが現場訪問してその場で修理を行う出張修理が基本となります。

初めてのエアコン故障の場合、出張修理がどのようなものなのかわからないと思いますので、エアコン修理の流れや修理を依頼する際のポイントについてお話しておきます。

【STEP1】エアコン修理を依頼する(現場見積りの予約)

まずはじめに、エアコン修理の依頼を行っていきます。

エアコン修理の依頼先については、自宅のエアコンが壊れたのか、賃貸住宅の据付エアコンが壊れたのかメーカー保証や販売店保証などの各種保証が残っているかどうかで修理の申込先が変わってきます。

修理の依頼を行う前に、まずは以下のことを確認していきましょう。

【賃貸住宅の場合】大家さん(管理会社)にエアコンが故障したことを連絡

賃貸住宅のエアコンが故障した場合、そのエアコンが自分のものなのか、大家さんのもの(管理会社のもの)かによって、エアコン修理の依頼先が変わってきます。

住まいエアコンの
所有者
修理業社の
手配
修理の
依頼先
修理代金の
費用負担
賃貸、
アパート
大家さん
(管理会社)
大家さん
(管理会社)
 大家さん
(管理会社)
賃貸、
アパート
自分自分修理業者自分
自宅自分自分修理業者自分

まず、入居時から部屋に据え付けられているエアコン(エアコンの所有者は大家さんや管理会社)の場合、修理業社の手配や費用負担は大家さん側となるのが一般的です。

この場合は、エアコンが故障した旨を管理会社や大家さんに伝えれば、そちらの方で色々と手配してくれることになります。

このケースの注意点としては、エアコン修理業者の人に来てもらったにもかかわらず、実はエアコンが故障していなかった(入居者の人のうっかりミスが原因など)場合、数千円程度の出張点検料が入居者負担となる場合があります。

ですので、本当にエアコンが故障しているかしっかりと事前に確認しておくことが大切です。

エアコンが故障しているかどうか判断する自信がない場合は、メーカーのお客様サポートセンターなどに問い合わせてみるのも一つの手です。

前の入居者がエアコンを置いていったものをそのまま使っていたという場合、入居前に受け取っていた募集チラシや間取図などに「エアコン付き」というような記載があれば修理費用などは大家さん負担になることが多いです。前の入居者が置いていったエアコンを今の入居者が貰い受けたという場合は、自分で修理買い替え費用などを負担することになるでしょう。このあたりのことについては、本格的に修理や買換を検討する前に、管理会社や大家さんに連絡して費用負担がどうなるか確認しておくことが大切です。

逆に、賃貸住宅に住んでいたとしてもエアコンは自分で購入して取り付けたという場合や、自宅(持ち家)のエアコンが故障したという場合、修理の手配は自分で行っていくことになります。

この場合、エアコン修理の費用負担についても自己負担となりますが、各種保証が残っている場合は無償修理になる可能性もあります。

各種保証を使ってエアコンを修理する場合

メーカー保証や販売店保証などを使ってエアコン修理をする場合は、保証書に記載の連絡先に修理を依頼していきます。

保証の種類費用負担
修理の依頼先サービスマン
の派遣元
メーカー保証
1年間
(冷媒回路は5年間)
メーカーメーカー
または
購入元販売店
メーカーサポート
販売店保証購入元販売店購入元販売店メーカーサポート

保証を使った場合は修理費用はメーカー、または購入元販売店が負担する形になります。

どちらの保証を使った場合も、メーカーサポート(各メーカー専属の修理業者)からサービスマンが現場(自宅など)に派遣され、その場で修理を行う出張修理が基本となります。

修理を依頼する際は、保証書とエアコン購入時の領収書(レシート)があれば修理の話がスムーズに進みますので、それらを手元に準備してから連絡をしていくようにしましょう。

エアコン保証修理に必要な保証書と領収書レシート

保証があるにもかかわらず、上記の依頼先ではない別の修理業者にエアコン修理を依頼してしまった場合、修理費用が自己負担となってしまうことがありますので、保証が残っている場合は必ず保証書に記載の連絡先に問い合わせるということを覚えておいてください。

各種保証が切れてしまっている場合(修理代金は自己負担)

エアコンの各種保証(メーカー保証や販売店保証など)が切れてしまっている場合、修理代金は自己負担となる代わりに、修理の依頼先は自分で自由に選ぶことができるようになります。

修理の依頼先サービスマン
の派遣元
夏場の
修理予約の
取りやすさ
修理代金
メーカーの
カスタマーセンター、
購入元販売店
メーカーサポートかなり混雑
(数週間待ち)
割高
エアコン修理業社エアコン修理業社混雑
(キャンセル空有)
通常

メーカーサポートはメーカーや販売店などから回されてくる保証を使った修理(費用負担はメーカーや販売店)が業務の中心となっていますので、保証が切れてしまっている有償修理の修理代金は割高になってしまう傾向があります。

特に夏場の時期にエアコンが壊れてしまった場合、メーカーサポートはとても混雑しているのが実情で、修理予約が2~3週間後しかとれず困っているという話もよく耳にします。

真夏日にエアコン無しの部屋で何日も過ごさなければならないなんて、想像しただけでゾッとしてしまいますよね。

ただ、タイミングや業社によっては急なキャンセルで予約に空きが発生していることもあります。

少しでも早くエアコンを修理してもらいたい場合は、メーカーサポート以外に最低でも2~3社に「いつ頃、修理に来てくれるのか?」問い合わせを行っていくことが大切です。

【STEP2】サービスマンに現場見積もりをしてもらう

エアコン修理はサービスマンが現場訪問して修理を行う出張修理が基本となります。

修理の予約日になるとサービスマンがエアコンの故障現場(自宅など)に来て、壊れたエアコンの点検や故障原因の特定、修理費用の見積りを行っていきます。

エアコンを早く直してもらいた気持ちもありますが、現場見積の際はいったん落ち着いて、以下の内容をしっかりと確認していってください。

項目チェック内容
見積書・見積書を書面発行してくれるか?
修理料金・相場より高すぎないか?
修理方法・修理方法に納得したか?
その他・キャンセル料はいくらか?
・説明は明瞭で丁寧か?
・修理できなかった場合どうなるのか?

【STEP3】エアコン修理を進めてもらう

エアコンを修理してもらう

現場見積の内容で納得ができた場合、そのままエアコン修理に取り掛かってもらうことになります。

一般的なエアコン故障(ガス漏れ、水漏れ、基盤交換など)の場合は、その日のうちに修理が完了してエアコンがまた使えるようになります。

ただし、部品をメーカーから取り寄せなければならない場合は部品が届いてからの修理になりますし、溶接を伴う修理が必用な場合はエアコンの持ち帰り修理などになることもあります。

ただし、基本的には現場見積の段階で、どういった修理内容になるか、修理代金はいくらぐらいになるか、修理完了までどれぐらいの納期が必要となるかなど分かっていることになりますので、その時の合意内容に基づいて作業を進めていってもらうことになります。

【STEP4】修理代金を支払う

エアコン修理が完了したら、修理代金の支払っていきます。

メーカーサポートを利用してエアコンを修理した場合、支払い方法はメーカーサポートによって変わってきます。

  • 後日、支払書を使って現金払い(コンビニや金融機関など)
  • 修理完了後、その場で現金またはクレジットカード払い(一部のメーカーサポートのみ)

一般的には支払書を使って後日払いの場合が多く、エアコン修理から2~3週間後に郵送で支払書が送られてきます。

エアコンメーカーサポートの修理代金の支払い

その支払書の支払期限は支払書が到着する月の月末になっていることが多いですので、実際に修理代金を支払うのはエアコン修理をしてもらってから1~2ヶ月後となり、具体的な支払い方法は金融機関やコンビニなどで現金一括払いという形となります。

メーカーサポートの有償修理(保証切れ)のデメリットは、現金一括払いが基本となっているため、修理代金が少し高くなってしまった時は支払いができるかどうか不安に感じてしまう点です。

それに対して、一般のエアコン修理業者の多くはクレジットカード払いに対応している事がほとんどで、クレジットカード側で分割払いやリボ払いに変更することもできたりします。

エアコンは突然壊れてしまうものなので、こういったクレジットカードの分割払いの仕組みを利用してエアコン修理をしてもらう方法も選択肢の一つに考えておくのがいいのではないかと思います。

定期メンテナンスで故障を未然に防ぐ方法

エアコンが故障する原因は大きく分けて以下の3つに分けることができます。

  1. 初期不良(製品不良、施工不良)
  2. メンテナンス不足による不良
  3. 経年劣化による不良

エアコン不具合の原因をはっきりと切り分けることは難しいのですが、ざっくりと初期不良の場合はエアコン設置から1年以内に不具合が発生してきます。

この場合、メーカー保証(1年)や販売店保証(有料オプションの場合もあり)、エアコン施工業者の保証などで対応することができます。

少し厄介なのが、上記の2と3による故障で、エアコンの経年劣化の進み具合はメンテナンスの良し悪しによって変わってくることがあります。

エアコンの圧縮機

例えば、エアコンの心臓部となるコンプレッサー(圧縮機と呼ばれる冷媒ガスを圧縮するパーツ、室外機の中にある)は、平均すると年間2~3%程性能が劣化してくると言われています。

これはエアコンをどれだけの時間稼働させたかだけではなく、どれぐらいの負荷で使ってきたかによって変わってきます。

見かけるのがエアコンのフィルターが汚れた状態(ホコリが積もった状態)でエアコンを使っている場合、フィルターがきれいな状態より圧縮機はたくさん仕事をしなければならなくなるため、圧縮機内の摩耗が進んでしまい、冷媒ガスをうまく圧縮することができなくなっていきます。

その結果、夏場の一番暑い時期や冬場の一番寒い時期にエアコンの効きが悪くなることから、エアコンを買い換えるタイミングが早くなってしまいます。

この他にも、何らかの原因で冷媒ガスが少ない状態にも関わらず、なんとかエアコンは動いていた(場合によっては本体リセットを繰り返し行っていた)のでそのまま使い続けていたという場合も、通常より圧縮機に厳しい条件での運転を行うことになりますので、圧縮機の劣化によりエアコンの寿命を早めてしまいます。

少々のガス漏れであれば、早めのガス漏れ修理と冷媒ガス補充を行えば、エアコンはまた末永く使っていくことができます。

家庭用のエアコンの場合、有償修理で圧縮機をパーツ交換(溶接作業が必要)するのであれば、エアコンを買い換えた方が経済的となります。

このようにエアコンは調子が悪いと感じた場合は早め早めに対処していくことでエアコンの故障を未然に防いだり、製品寿命を伸ばしたりすることができます。

エアコン修理と買い換えの判断ポイント

エアコンが壊れてしまった時、修理するか買い換えるか悩んでしまう人も多いのではないかと思います。

エアコンは修理をすればまた使えるようにはなるのですが、修理をしたことによってもともとのエアコンの寿命が伸びるということはありません。

一般的な家庭用のルームエアコンの場合、エアコンの耐用年数に関しては以下のような考え方があります。

設計上の標準使用期間(約10年)

エアコンの標準設計年数

エアコンの室内機の底面などに貼られているシールには「設計上の標準使用期間」という表示があります。

これはメーカーが指定しているもので、これに合わせて修理に必要な部品も約10年で廃番になってしまいます。

製造から10年が過ぎたエアコンが壊れた場合、在庫がなくなってしまうと交換部品が手に入らなくなってくるため、部品が手に入らなかったらその時点で買い替えを検討してくのが一つです。

統計上のエアコン買い替えサイクル(約13~14年)

内閣府が行っている消費動向調査を参考にすると、エアコンの買い替えサイクルは13~14年が平均となっています。

数年前までは買い替え年数が10年前後だったのですが、ここ4~5年は買い替えサイクルが13~14年程度にまで伸びてきました。

エアコンの心臓部とも言える冷媒を圧縮する圧縮機(コンプレッサー)は年に2~3%程度づつ経年劣化で性能が低下していく傾向があるため、13~14年使っていると30~40%程度性能が低下(最大出力が低下、消費電力が増加)していることになります。

この頃には真夏日や真冬日にエアコンをフル稼働しても冷えない、温まらないという状態になってきていますので、このタイミングを一つの目安として買い換えるのも一つの手です。

修理費用がいくらになるかで決める

エアコン修理の場合、いくらまでなら修理をするかということを考えておくのも一つの手です。

ざっくりとした感覚ですが、エアコンの修理費用は比較的新しいエアコンの場合は20000~30000万円ぐらいになることが多く、古いエアコンになってくると30000~50000円程度になる場合が多いでしょう。

詳細な見積については出張見積もりをしてもらえば分かるのですが、現地で見積をしてもらうだけでも修理点検費用(約5000円)がかかってしまいます。

上記でお話したエラーコードの内容などからおおよその修理費用を調べ、エアコン買い替え費用(本体価格+取付取外費用の3万円)の50%以上になってしまうようであれば買い替えをしていったほうがいいでしょう。

不満を解消するために買い換える

エアコンは夏場の冷房や冬場の暖房ができる便利な空調機器ですが、長年使っているともう少しこういうものがあったら良かったなという点がいくつか出てくるものです。

こういった不満を解消するためにエアコンを買い換えるというのも一つの手です。

まとめ

今回は、ダイキンエアコンの故障原因の調べ方と修理費用相場まとめについてお話しました。

今使っているエアコンの故障が考えられる場合は、まず上記の内容をチェックし、ちょっとしたことが原因になっていないか確認してみてください。

それでもダメなようなら、ダイキンのコンタクトセンターへの問合せを検討していきましょう。

電話がなかなかつながらない場合は、サポートページ内にあるメールでのお問合せを利用するのも一つの手となりますので、ご参考まで。

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