エアコンの電源ランプやタイマーランプの点滅
プロ直伝のエアコン復旧方法

【故障!?】エアコンランプが点滅して動かない原因と対処法


この記事は、「空調機器の設計開発」や「エアコン取付修理」に経験のある電気工事士が解説しています。
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エアコンの電源ランプやタイマーランプの点滅

エアコンランプの点滅は故障や本体異常サインであることが多いです。

故障の場合は修理が必要ですが、ちょっとした不具合であれば本体リセットや簡単なメンテナンスで再びエアコンが使えるようになります。

今回は、そんなエアコン室内機のランプが点滅して動かない場合の具体的な対処法について、詳しくお話していきます。

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エアコンランプが点滅する理由

エアコンの電源ランプやタイマーランプなどの点滅は、故障や不具合のサインとなっています。

メーカーによって故障した場合に点滅するランプが異なっていますので、まずはランプの点滅が故障や不具合を知らせるエラーコードであるかどうかを確認してみてください。

メーカー故障の場合の点滅箇所
ダイキン運転ランプが点滅
三菱重工
(ビーバーなど)
運転ランプ、タイマーランプが点滅
三菱電機
(霧ヶ峰など)
運転ランプが点滅
東芝運転ランプ、タイマーランプ、クリーニングランプなどが点滅
シャープ運転ランプ、タイマーランプ、プラズマクラスターランプなどが点滅
富士通運転ランプ、タイマーランプが点滅
パナソニックタイマーランプが点滅
日立タイマーランプ、除湿ランプ、ミストランプなどが点滅
コロナ運転ランプ、タイマーランプ、パワフルランプなどが点滅

はじめにチェックすべき5つの項目

エアコンのランプ点滅は故障を示すエラーコードであることが多いのですが、一部機種では異常が発生していないにも関わらず、室内機のランプを点滅させることがあります。

まずは以下の内容を確認し、本当に不具合を示すサインなのかどうか確認してみて下さい。

起動準備中ではありませんか?

エアコンランプが点滅して動き出さない

エアコンを起動した直後にランプが点滅してすぐに風が出てこない場合、始動準備中であることを示すサインの可能性があります。

冬場の暖房運転などの場合は温風が出てくるまで5~10分ぐらいかかってしまうこともあります。

起動直後にランプが点滅して動かなくても、しばらくしてちゃんと風が出てくるようであれば故障ではありません。

前面カバーやダストボックスなどの取り付けは正しいですか?

エアコン掃除で前面パネルを開いたところ

エアコンの前面パネルやルーバー(吹出口のところに付いている風向きを変える羽根のようなもの)がちゃんと閉まっていない状態でエアコンの電源を入れようとした場合、エラーコードが表示されエアコンが動かなくなることがあります。

また、自動フィルターおそうじ機能付きのエアコンの場合、ダストボックスがちゃんと取り付けられていないような場合でランプが点滅します。

エアコン掃除などを行った後にエアコンが動かなくなってしまったような場合はこういった部分をよくチェックしておきましょう。

室外機の保護機能が働いてしまっていませんか?(夏場の冷房の場合)

これは主に夏場によく起こってしまうケースなのですが、エアコンの室外機は異常に熱を持つとシステム保護のために自動的にエラー停止(室内機ランプ点滅)することがあります。

このようなことが起こる原因として考えられるのは、エアコンの室外機周りの風の流れが悪くなってしまっていることがほとんどです。

エアコン室外機の背面の汚れが原因で効かない

例えば、室外機の裏側に動物の毛などがびっしり付いていたり、室外機の周りに周りに植木鉢などの物がたくさん置かれていたり、冬の間、エアコンを使わないので室外機にカバーをかけておいたのをすっかり忘れていてそのまま冷房をつけたりしたような場合、室外機に熱が溜まり、異常検知してエアコン本体がエラー停止します。

このような場合、室外機の風通しを良くしてもう一度エアコンを再始動してみましょう。

その後、エアコンが止まらずに動き続けていれば、室外機の風通しの悪さがエアコン停止の原因だったと考えることができます。

室内機の保護回路が働いてしまっていませんか?(冬場の暖房の場合)

エアコンフィルターにたまったホコリ

冬場の暖房運転の場合、室内機には高温高圧の冷媒ガスが流れ込んできています。

室内機側のエアコンフィルターがあまりにも汚れてしまっていると、冷媒ガスの圧力が上がりすぎてしまってエアコン本体が途中でエラー停止してしまうことがあります。

長い間エアコンフィルターを掃除していなかったという場合、掃除機などを使ってフィルターに付いたホコリを掃除してエアコンを再始動してみて下さい。

除霜運転が行われていませんか?(冬場の暖房の場合)

暖房運転時に室外機に付いた霜

冬場の暖房だけに限った話ですが、エアコンの場合、霜取り運転と呼ばれる室外機についた霜を溶かすプログラムが作動したことが原因でエアコンランプが点滅することがあります。

除霜運転中は、室内機のファンは停止、または微風となり、室外機は圧縮機は動作している(ブゥーンという低い音はなっている)ものの、室外機のファンは停止している状態になります。

霜取り運転は「暖房(数時間)→除霜運転(数分)→暖房・・・」というパターンで行われていますので、一時的に温風が止まってランプが点滅しても、しばらくして暖房が再開されたようであればエアコンの故障ではありません。

次のページでは、エラーのリセット方法やエラーコードの読み取り方についてお話していきます。

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