夏場(冷房時)のエアコン故障修理

【賃貸アパート】エアコンが故障してしまった場合の対処法


エアコンがつかない

賃貸住宅の冷房や暖房に欠かすことができないエアコンですが、多くのエアコンは熱帯夜が続くような真夏日に調子が悪くなってしてしまうのことが多いのが特徴です。

エアコン不調の主な症状はこちらです。

  • 急に電源が入らなくなった
  • 室外機が動いていない
  • エアコンの効きが悪い
  • 水が漏れてくる、飛んでくる
  • 吹出口から白い霧が出る

エアコンは平均13年ぐらいで新しいものに入れ替えるのが一般的ですが、もともと賃貸住宅に取り付けられているようなエアコンの場合、故障するまでは使い続けていくということが良くあります。

この場合、入居中にエアコンが故障してしまうことになり、この場合、修理は自分が依頼するのか、オーナーが依頼するのか、また誰がエアコンの修理代金を支払うかなどよく分からず困ってしまうものと思います。

今回は、賃貸住宅やアパートに住んでいる時にエアコンが壊れてしまった場合の対処法について、詳しくお話していきます。

スポンサードリンク







プロフィール

この記事の監修者「taichan」


エアコン修理の実務経験が豊富な元メーカー勤務のエンジニア。保有資格は、第三種電気主任技術者、第一種電気工事士、第一種冷凍機械責任者など。


▼おすすめ記事▼


ここをチェック!暖房が効かない原因とエアコン故障の見極め方
エアコンの室外機が動かない原因と対処法まとめ
【ダイキンエアコン】運転ランプやタイマーランプが点滅して動かない場合の対処法
【東芝エアコン】運転ランプやタイマーランプが点滅して動かない場合の対処法
【故障!?】エアコンランプが点滅して動かない原因と対処法

エアコンの修理代は誰の負担になるか?

エアコンの熱交換器の大きさ

エアコンが故障してしまった場合、入居者と大家さんのどちらが修理代金を負担することになるのかということが気になると思います。

賃貸住宅やアパートの場合、基本的には以下のような考え方で対応していくのが一般的です。

  • もともとエアコンが据え付けられていた場合(オーナーの所有物)
    →オーナーが修理取り替え費用を負担
  • 入居者がエアコンを購入して部屋に取り付けた場合(入居者の所有物)
    →入居者が修理取り替え費用を負担

もともと部屋に取り付けられていたエアコンが故障した場合の対処法としては、管理会社に連絡してエアコン修理を手配してもらうということになります。

逆に、入居者が取り付けたエアコンを修理する場合は、自分でエアコン修理業者やメーカーサポートを探して修理しに来てもらう必要があります。

>>【エアコン故障】メーカー別サポートセンター連絡先と修理費用相場まとめ

エアコンの場合、故障内容によっては修理費用が高額になってしまうこともありますので、設置から10年以上経過しているような場合は修理ではなく取り替えの方が費用が安く済むこともよくありあります。

>>【エアコン故障】修理と買い替えの6つの判断基準まとめ

ちなみに、エアコンクリーニングの場合は「入居者が部屋の原状復帰をする」という考え方がありますので、この場合はエアコンが部屋にあったものであっても、自分で取り付けたものであっても入居者がクリーニング費用を負担することが一般的です。

前の入居者がエアコンを置いていったものをそのまま使っていたという場合、入居前に受け取っていた募集チラシや間取図などに「エアコン付き」というような記載があれば修理費用などは大家さん負担になることが多いです。前の入居者が置いていったエアコンを今の入居者が貰い受けたという場合は、自分で修理買い替え費用などを負担することになるでしょう。このあたりのことについては、本格的に修理や買換を検討する前に、管理会社や大家さんに連絡して費用負担がどうなるか確認することが大切です。
スポンサーリンク

エアコン修理を依頼する前に確認しておきたいこと

エアコンがつかない

エアコン修理は故障していなくても部屋まで来て、ちょっとエアコンを点検してもらうだけで、点検料や出張料など(約5000円前後)を請求されるのが一般的です。

ただ、もともと部屋についていたエアコンが故障したと思って管理会社やオーナーに修理依頼をお願いしたのだけれど、実際はエアコン故障ではなく単なるミス(操作方法が間違っていた、ブレーカーが落ちていたなど)ような場合、点検料や出張料などは入居者負担になってしまうことがあります。

ですので、賃貸住宅でエアコン修理を依頼する場合は本当にエアコンが壊れてしまったのか、しっかりと事前に確認しておきましょう。

エアコン故障の主な症状と具体的な対処法

以下にエアコン故障の主な症状と具体的な対処法についてまとめてありますので、エアコンが故障したのかどうか判断するための参考にしてみてください。

多くの場合、上記の内容をチェックして対処法を試していくなかでエアコンが再び動きだしてくると思います。

ただ、本当にエアコンが故障してしまっている場合は、本格的にエアコンの修理や買い替えを検討していかなければなりません。

その場合は、先ほどお話した内容を参考に適切なところにエアコンが故障したという連絡を入れることから始めていきましょう。

スポンサーリンク

最後に一言

今回は、【賃貸アパート】エアコンが故障してしまった場合の対処法についてお話しました。

エアコンが急に故障してしまうと本当に困ってしまいます。

ただ、慌てて業者を呼んだのにエアコン故障ではなかった・・・ということになってしまうと、数千円の出費になってしまうことがあります。

ここはいったん深呼吸して、本当にエアコンが故障しているのかどうか確認して見てください。

エアコンが故障しているようだと考えられる場合は、もともと部屋についていたエアコンの場合は管理会社に、自分で部屋に取り付けたエアコンの場合は自分でメーカーサポートなどに修理の依頼をしていきましょう。

>>【エアコン故障】メーカー別サポートセンター連絡先と修理費用相場まとめ

場合によっては修理よりも買い替えの方が値段的にも納期的にも安くなることがありますので、そういった事も含めて検討していくことをおすすめします。

>>【エアコン故障】修理と買い替えの6つの判断基準まとめ

それでは!

スポンサードリンク



空調テック
タイトルとURLをコピーしました