【エアコン故障】冷房が冷えない効かない原因と対処法まとめ

温度を下げてもエアコンが冷えない

暑くなってきたのでエアコンの電源を入れたのだけれど、なかなか部屋が冷えてこない・・・

この前まではちゃんとエアコンが効いていたのに、もしかして故障しまったの?

エアコンは熱帯夜が続くような真夏日に壊れてしまう事が多く、急に冷えが悪くなってきたような場合はエアコン故障が疑われます。

ただ、ちょっとしたことが原因でエアコンが効かなくなっていることもよくあるため、本格的な故障でなければ業者を呼ばなくてもお家でも簡単に対処することができる場合があります。

今回はそんなエアコンが効かなくなる主な原因とその具体的な対処法について、詳しくお話していきます。

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  1. リモコン設定が原因でエアコンが効かないケース
    1. 冷房運転(自動運転)になっているか?
    2. 設定風量が「弱」や「静音」などになっていないか?
    3. 省エネ運転設定になっていないか?
  2. エアコンの汚れが原因で冷房が効かないケース
    1. フィルターにホコリが積もっていないか?
    2. アルミフィンが汚れていないか?
    3. 室内機の送風ファンが汚れていないか?
    4. 室外機のアルミフィンが汚れていないか?
  3. 設置環境が原因で冷房が効かないケース
    1. 室外機の周りに物が置かれていないか?
    2. 室外機に直射日光が当たっていないか?
    3. 外気温が高すぎないか?
    4. エアコン能力と部屋の大きさが合っていないのではないか?
      1. エアコン選びの目安
    5. 一般的な部屋よりエアコンの効きが悪くなる条件
      1. 直射日光が部屋に入り込んできている
      2. デスクトップ型のパソコンを複数台稼働させている
      3. 部屋が最上階にある
      4. キッチンやリビングなどで換気扇を回す機会が多い
  4. エアコンの性能が落ちてきているケース
  5. 冷媒ガスが抜けてきてしまっているケース
    1. エアコンガス漏れの主な症状
      1. 冷媒漏れをがあると配管に白い霜がつく
      2. 冷媒漏れがあると室内機のアルミフィンに氷がつく
    2. エアコンガス漏れが起こりやすい2つの配管接続部
      1. 室内機側の配管接続部
      2. 室外機側の配管接続部
    3. エアコンガス漏れの修理費用の相場
  6. エアコンが正常に動いているかどうか確認する方法
    1. 室内機のアルミフィンに結露水が発生するか確認する
    2. エアコンの吸い込み温度と吹き出し温度の差を測定する(8~13℃が正常)
  7. エアコン寿命の考え方
    1. 設計上の標準使用期間(10年)
    2. 実際の平均使用年数(約13~14年)
  8. エアコンはDIY修理できるのか?
    1. 業者でなければ部品を取り寄せることができない
    2. 修理に必要な工具を揃えるのに費用がかかる
    3. 危険が伴う作業となる
  9. 修理と買い替えの判断基準
    1. メーカー保証や販売店保証(有料長期保証など)がある場合
    2. 保証はないがまだ新しい場合
    3. 取り付けから10年以上経過している場合
  10. エアコン修理の依頼先とその特徴
    1. メーカーサポートに修理を依頼する場合のポイント
    2. 家電量販店に修理を依頼する場合のポイント
    3. 町の小さな電気屋さんに修理を依頼する場合のポイント
    4. エアコン修理の専門業者に修理を依頼する場合のポイント
  11. 賃貸住宅の場合の修理費用負担の考え方
  12. エアコンを長持ちさせるコツ
    1. ハイパワー運転(温度設定を最低など)を多用しない
    2. 定期的にエアコンフィルターの掃除を行う(月に1~2回が目安)
  13. よくある質問Q&A
    1. Q.室外機に水をかけたり、濡れタオルを掛けたりするとエアコンの効きが良くるなるのですか?
    2. Q.室外機を涼しい場所に自分で移動させてもいいですか?
  14. 最後に一言
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リモコン設定が原因でエアコンが効かないケース

エアコンで足元が冷えてしまう原因

エアコンが効かなくなる原因は、リモコンの設定であることがよくあります。

エアコン故障を疑う前に、まずはエアコンの運転設定を再確認していきましょう。

冷房運転(自動運転)になっているか?

エアコンが冷えない原因は暖房運転なっていない

エアコンが効かない原因として意外に多いのが、リモコンの表示と本体の運転モードが異なっている事が稀にあります。

例えば、部屋を涼しくしたいと思ってリモコンで温度を下げたとしましょう。

この場合、「冷房」になっていなくても「自動」や「除湿」になっていればそれなりにエアコンから冷たい風は出てくるのですが、運転モードが「暖房」や「送風運転」になっている場合はいくら設定温度を下げてもエアコンは冷えてくれません。

間違ってリモコンを踏んづけたり、リモコン収納BOXに出し入れしたときなどに、たまたま運転切り替えボタンが押されてしまっていて、知らぬ間に運転モードが「暖房」や「送風」などになっていたりすることがあります。

エアコンを付けても部屋が冷えてこない場合は、リモコンに表示されている運転モードが冷房になっていることを確認していきましょう。

エアコンのリモコン表示が冷房になっていても、エアコン本体がそれ以外の運転モードを認識しているというケースもあります。

例えば、子供がリモコンをエアコンの方に向けないで運転モードボタンを押してしまったというケースだと、リモコンの表示は「冷房」になっているのに、本体が認識している運転モードは「暖房」になっていたりします。

このようなことも考えられるので、リモコンの表示が冷房になっていたとしても、念の為、運転切り替えボタンなどを押して、もう一度運転モードを「冷房」に切り替えてみましょう。

除湿運転は別名「弱冷房」と呼ばれていて、梅雨の時期などに部屋はあまり冷やしたくないけど除湿はしたいというときに使う運転モードです。エアコン冷房をつけても部屋の湿度がなかなか下がらないなどの理由から除湿運転することがあるかもしれません。ですが、除湿運転は部屋を冷やす能力は小さいので、夏場は除湿ではなく冷房(または自動)運転を選ぶようにしましょう。部屋の湿度を下げたい場合は、エアコン冷房に除湿機を併用するのが効果的です。
 
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設定風量が「弱」や「静音」などになっていないか?

エアコンが冷えない場合風量が弱くなっていないか確認

エアコンは、風量設定を「弱」や「微風」、「静音」などにした場合、単純に風の強さだけが弱くなるだけではなく、エアコンそのものの冷房能力も小さくなります。

というのも、最近の家庭用のエアコンは省エネなどの観点から、エアコンの風量に応じて室外機の中にある圧縮機(コンプレッサー)の回転数も制御し、風量に合わせた最適なエアコンの冷房能力(消費電力)で運転する仕組みになっているからです。

風量設定室外機の
圧縮機回転数
エアコンの
冷房能力
エアコンの
消費電力
低回転
高回転

真夏日などでエアコンの能力を最大限に発揮したい場合、室外機のコンプレッサーをしっかりと回してやるのがコツで、室内機の風量は「自動」または「強」、「最大」などに設定するのがいいでしょう。

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省エネ運転設定になっていないか?

エアコンが冷えない場合は省エネ運転を解除

最近のエアコンには、リモコンなどで省エネ(省パワー)運転といった運転をモード選択できるようになっています。

この省エネ運転モードで冷房を行った場合、エアコンは消費電力を低く保つ運転を行うようになり、その結果、エアコンの冷房能力が抑えられます。

モード室外機の
圧縮機回転数
エアコンの
冷房能力
エアコンの
消費電力
省エネモード低回転
ハイパワーモード高回転

エアコンが効かない場合は、省エネ運転モードを解除し、逆にハイパワー運転などを選択すると良いでしょう。

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エアコンの汚れが原因で冷房が効かないケース

冷房運転をしてもエアコンからキンキンに冷えた風がたっぷりと出てこないという場合、エアコン内部に汚れが溜まってしまっていて風周りが悪くなり、エアコンが効率よく運転ができていないことが原因である可能性があります。

エアコンフィルターの掃除やエアコンクリーニングをあまりやったことがないというような場合、一度部屋の中に設置されている室内機と屋外に設置されている室外機の汚れ具合を確認していきましょう。

フィルターにホコリが積もっていないか?

エアコンから冷たい風が出るメカニズム

エアコンの室内機は、部屋の熱い空気を冷媒ガスでキンキンに冷やされた熱交換器に送り込んで冷やし、その冷やされた空気を吹出口から送り出すという仕組みで動いています。

このエアコン冷房を効率よく運転させるためには、室内機を通過する風量をなるべく大きくしてやることが重要です。

ここで知っておいてほしいことは、エアコンには室内機の前面パネルを開いたところにエアコンフィルターというものが付いているということです。

エアコン掃除で前面パネルを開いたところ

このエアコンフィルターは、エアコン内部にホコリを取り込んでしまわないようにする役割があるのですが、定期的にフィルター掃除してホコリを取り除いてやらないとフィルター表面にホコリがどんどん積もってしまいます。

この部分にホコリが積もってしまうとエアコンはうまく部屋の空気を吸い込めなくなるため風量が低下し、その結果冷房能力が低下し、エアコンの効きが悪くなってしまいます。

エアコンフィルターにたまったホコリ

上記のフィルターは、前回掃除してから2週間ほど経過したもので、この状態でも少し風量は低下してきます。

フィルター掃除なんてしたことがないというケースもよくあり、数年間フィルター掃除をしていないような場合、フィルターの上にホコリが数ミリ積もっていてしまい、フェルト状になっていることと思います。

こうなってしまうと、室内機内にある熱交換器はギンギンに冷えているのだけれど、そこに空気が入ってこないため、エアコンが効かないという状態になってしまいます。

掃除機でホコリを吸い取る

最近エアコンフィルターの掃除をしていないなぁと感じた場合は、エアコンの前面パネルを開けてエアコンフィルターを取り出し、掃除機などでフィルターに付いたホコリを取り除いてあげましょう。

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アルミフィンが汚れていないか?

エアコンを設置してから5年くらい経過しているという場合、エアコンフィルターだけではなく、エアコン内部にも汚れが溜まってきている可能性があります。

エアコンフィルターを取り外すとアルミフィン熱交換器が見えると思いますが、ホコリやカビなどがたくさん付着してしまっていているような箇所がある場合、その部分は風の通りが悪くなってしまっています。

エアコンアルミフィンの汚れ

エアコンは吸い込んだ熱い空気をキンキンに冷えた熱交換器のアルミフィンの隙間を通すことによって、冷たい空気を作り出しています。

この部分に汚れが溜まってしまっている場合、熱交換器の間にうまく空気を流すことができず、その結果冷房の効きが悪くなる原因となります。

また、エアコン内部にあるアルミ製の熱交換器や送風ファンなどがカビ汚れで詰まってしまっている場合も、上手く冷たい風を出せなくなる原因になります。

エアコン洗浄機でアルミフィンのカビ汚れ落とし

このアルミフィンが詰まっていることが冷房が効かない原因の場合、エアコンクリーニングを行うことでエアコンの効きを改善することができます。

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室内機の送風ファンが汚れていないか?

エアコンのファンにホコリが詰まってしまっている

エアコン設置からもう10年近く経過しているというような場合、室内機のアルミフィンだけではなく送風ファンにもホコリがたくさん付着してきていると思います。

エアコンの場合、送風ファンは上記のような円筒状の形をしていて、室内機の吹出口から覗き込めば汚れぐらいを確認することができます。

上記の写真ぐらいの汚れであればそれほど冷房能力に影響することはありませんが、もう何年もエアコンクリーニングを行っていないような場合、汚れがファンの空気流路を完全につまらせてしまってファンはブンブン音をたてて回っているのに風はそよっとしか出てこないというケースもあったりします。

エアコンの送風ファンの送風効率が下がってくると空気を冷やしている熱交換器を通過する風量も減ってしまうため、結果としてエアコンから出てくる冷たい風の量が減り、エアコンの効きが悪くなります。

エアコン洗浄機で送風ファンの汚れ落とし

このような場合はエアコンクリーニングを業者に依頼して、送風ファンの汚れを取り除くのが効果的です。

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室外機のアルミフィンが汚れていないか?

室外機のフィン部分の汚れ

エアコンの冷房は、室内機側で吸収した熱を室外に吐き出すメカニズムで動いています。

室内機の時と同様に、室外機のアルミフィン部にホコリ等が溜まってしまって空気の流れが弱くなってしまうと、室外機が上手く排熱をできず、エアコンが効かなくなります。

基本的には室外機はノーメンテナンスでいける場合が多いのですが、稀にアルミフィン部にペットの毛が大量に付着していたりすることがあります。

このような場合はブラシと散水ホースなどを使ってフィンに付いたホコリを取り除いてあげてください。

エアコン室外機の裏側のホコリを取り除くためのブラシ

ただし、室外機の設置場所の関係でうまく掃除できないような場合は、室内機のエアコンクリーニングを依頼した際に、室外機のクリーニングをお願いするのがいいでしょう。

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設置環境が原因で冷房が効かないケース

エアコンの冷房運転は、設置されている環境の状態に大きく左右されてしまいます。

自分で簡単に改善できる内容から、次回の買い替え時(取替時)でないと対処できない内容までありますが、基礎知識として知っておきましょう。

室外機の周りに物が置かれていないか?

エアコン冷房は室内機で吸収した熱を冷媒が室外機に運び、それを室外機で屋外に排熱するという仕組みで動いています。

室外機のまわりに荷物などを置いてしまうと、室外機が上手く熱を屋外に排熱できず、結果的に室内側のエアコン冷房の効き悪くなってしまいます。

このことについては、エアコンの取り付け説明書にも、室外機周りにどれぐらいの隙間が必要かということが書かれています。

出典)ルームエアコン据付説明書|FUJITSU

エアコンの室外機周りにたくさん物が置かれている場合、そういったものを移動し、室外機の風周りを良くしていきましょう。

特に、室外機を囲うような木製フェンスなどを取り付けている場合、エアコン効率が数割ほど落ちてしまいます。

見た目は悪くなってしまうかもしれませんが、できれば室外機を囲うようなフェンスは取り外して使うほうがベターです。

また、ベランダなどにエアコン室外機をおいている場合、目の前に壁があるせいで室外機から出た熱風が跳ね返ってきて、その温度の高い空気をまた室外機が吸い込んでしまうショートサーキットが発生している場合もあります。

室外機のショートサーキットでエアコンが冷えない

エアコン室外機はなるべく温度の低い空気を吸い込んだほうが冷房の効きが良くなりますので、このような場合は、エアコンの全面に排気風を上手く逃がすようなフィン状のパーツを取り付け、熱風をうまく屋外に排出してもう一度吸い込んでしまわないようにするのが効果的です。

稀なケースになりますが、物置小屋を増築してた結果、エアコンの室外機がその小屋の中に置かれてしまっているという場合ケースもあったりします。

エアコン室外機はストーブのようなものなので、その状態で冷房運転を行うと室外機が置かれている小屋の中の温度が上がってしまい、結果、冷房の効きが悪くなります。

この場合は、エアコン室外機を別の場所に移設する必要がありますので、エアコン業者に依頼することをおすすめします。

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室外機に直射日光が当たっていないか?

エアコンは室外機から熱を排出することによってエアコンを冷やす仕組みで動いているため、室外機の設置場所は日差しの少ない場所の方が効率よく冷房運転することができます。

基本的には、エアコンは直射日光が当たるような場所でもちゃんと動くような設計になっていますが、部屋の大きさに対してギリギリのスペックのエアコン(小さめのエアコン)を使っている場合、猛暑日などに限っては冷房能力が足りなくなったりするケースも見受けられます。

そのような場合は、エアコンの室外機が影になるようにすだれを付けたり、ホームセンター等に売られている遮熱テントなどを活用すると若干(数%レベル)の冷房能力アップが見込めます。

エアコンの室外機に取り付ける遮熱テント

ただし、この遮熱テントは冬になると逆に暖房能力を下げてしまう作用がある(暖房の場合は室外機が暖かい場所に設置されていたほうが能力UPする)ため、そのようなこともあることを知っておきましょう。

業務用エアコンの場合、水を室外機に噴霧して強制的に冷却効率を上げる商品(エネカット)が販売されていたりしますが、家庭用のエアコンではそういったものがないのが現状です。
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外気温が高すぎないか?

エアコンが効かない原因として一番多いのが、外気温が高すぎるというケースです。

エアコンは室外機から熱を放出することによって室内を冷やす仕組みになっているため、外気温が高くなればなるほど室外機から放出することができる熱の量がどんどん少なくなってしまって、その結果、冷房能力(効率)が低くなってしまうという傾向があります。

最近のエアコンは室外機の圧縮機の回転数をインバーターで制御できるようになっているため、外気温が上がるに従って圧縮機の回転数調整して冷凍能力の低下をカバーする機能が備わっています。

外気温がある温度まではそういった制御でうまくエアコンの効きを調整することができますが、外気温が高くなりすぎて圧縮機の回転数が最大値となった場合(フル稼働の場合)、そこからは冷房能力は低下する方向になってしまいます。

外気温が43℃以上にならなければ(室外機に付いている外気温センサーが43℃を感知しなければ)エアコンが高温異常停止してしまうことはありませんが、外気温が高くなりすぎると冷房能力は落ちていってしまいます。

近年、真夏日の昼間などは外気温が40℃近くになることも多くなってきたため、外気温が原因でエアコン冷房の効きが悪こなることも少しづつ増えてきています。

年に数回だけこのような状況になるのであれば、エアコンのハイパワー運転(設定温度最低、風量最大など)を使ってその場をしのぐのもいいですが、室外機の圧縮機を高回転で回し続けると圧縮機の内部の摩耗が進んでしまい、エアコンの寿命を縮める結果となってしまいます。

このような理由からエアコンを設置してから10年近く経過してきて、ハイパワー運転を使わないと夏を乗り切れない様になってきた場合、来年以降、本当にエアコンが効かなくて困ってしまうことになる可能性が高くなってきているという状況です。

このタイミング、または今シーズンを乗り切った後に、今より冷房能力が少し大きいエアコンに取り替えるのがベターです。

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エアコン能力と部屋の大きさが合っていないのではないか?

エアコンの冷房能力に対して部屋が大きすぎる場合、エアコンは故障していない(ちゃんと冷房運転は動作していてエアコンからは冷たい風が出ている)にも関わらず、エアコンの冷房能力より壁や窓から部屋に入ってくる熱の量の方が多いため、部屋の温度が下がらないという現象が発生します。

毎年猛暑日に限ってエアコンが効かなくなる場合は、エアコンの冷房能力と部屋の広さがマッチングしているかどうかを確認してみましょう。

エアコン選びの目安

部屋の広さ冷房能力木造和室の場合
※1
鉄筋洋室の場合
※2
おもに6畳2.2kw目安6畳目安9畳
おもに8畳2.5kw目安7畳目安10畳
おもに10畳2.8kw目安8畳目安12畳
おもに12畳3.6kw目安10畳目安15畳
おもに14畳4.0kw目安11畳目安17畳
おもに16畳4.5kw目安12畳目安19畳

※1 木造和室;一戸建木造平屋南向き和室の場合
※2 鉄筋洋室;鉄筋集合住宅中間層南向き洋室の場合

エアコンの冷房能力は、室内機の下側に貼られているシールに記載されています。

エアコンの冷房能力は室内機の下のシールに表示

特に最近引っ越しをしてエアコンも昔の家から持ってきたものをそのまま使っているという場合や、リフォームをして2つの部屋を大きな一つの部屋にしたり、天井を吹き抜けにしたことで天井の高さが変わったりした場合は、部屋の大きさとエアコンの能力が合わなくなってしまった可能性があります。

上記の内容を確認してみて、部屋の大きさに対してエアコンの能力が小さい場合、エアコン買い替えのタイミングで能力の大きなエアコンに取り替る必要があるでしょう。

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一般的な部屋よりエアコンの効きが悪くなる条件

部屋の大きさとエアコンの能力は合っているのだけれど、エアコンの効きが割るという場合、下記のように部屋に入ってくる熱が標準的な状態よりも多いという状況も考えられます。

直射日光が部屋に入り込んできている

サンルームや天窓等があって直射日光が部屋に入り込んでくる場合、また夏場の夕方などの時間帯に直射日光が入り込んでくるような部屋の場合、エアコンが取り除くべき熱は一般的な部屋より多くなってしまい、結果的にエアコンが効かないという状況が発生します。

具体的な対処法としては、室内側ではカーテンを閉めたり、遮熱フィルムを窓ガラスに貼ったりしてみましょう。

屋外側では、窓の外にすだれをかけたり、緑のカーテンを育てたりして、直射日光が部屋の中に入り込まないようにする方法があります。

デスクトップ型のパソコンを複数台稼働させている

ノート型パソコンなどはそれほどでもないのですが、デスクトップ型のパソコンは消費電力が大きく、パソコンが趣味で常時複数台稼働させているような場合、小さめの電気ストーブをつけているのと同じぐらいの熱が放出されていることがあります。

この場合、上記の目安よりも少し大きめのエアコンを選んで取り付けておくのがいいでしょう。

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部屋が最上階にある

最上階の部屋は太陽に熱せられた屋根から熱が伝わってきたり、下層階の熱気が上がってきたりするため、一般的な部屋よりエアコンの効きが悪くなります。

このような場合、気温が一番高くなる2時頃よりも建物そのものが熱くなり、その熱が室内側まで伝わってくる夕方から夜にかけてが一番暑くなります。

このような場合、かなり能力の大きなエアコンを取り付けておかないと、エアコンの効きが悪くて困ってしまうことになりますので、1~2ランク能力が高いエアコンに取り替えるようにしていきましょう。

キッチンやリビングなどで換気扇を回す機会が多い

キッチンなど換気扇をよく使う部屋では熱い外気が部屋にたくさん入ってくるため、エアコンの効きが悪くなってしまいます。

また、リビングでホットプレートを多用するため換気扇をよく回すようなライフスタイル場合も、エアコンの効きは悪くなります。

この場合も1~2ランクは能力が高いエアコンに取り替えていくようにしていきましょう。

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エアコンの性能が落ちてきているケース

家庭用のルームエアコンは、圧縮機などのパーツの経年劣化によって年に3~4%づつ性能がダウンしていく傾向があります。

単純に考えると、エアコン設置から10年が経過すると、エアコンの効率は30~50%程度低下しているため、部屋を冷やすために必要な電気代が3~5割ほど増えてしまいます。

この性能劣化をエアコン稼働率(圧縮機の回転数)でカバーできているうちは部屋をちゃんと冷やすことができるのですが、極端にエアコンの性能が落ちてしてしまった場合、いくらエアコンの設定温度を下げても冷たい風が吹出口から出てこないという状態になってきます。

特に、猛暑で外気温も高いような状況になってくると、こういったエアコンの性能劣化が原因でエアコンが効かないというケースが目立ってきます。

家庭用のルームエアコンの場合、劣化して効率の悪くなった部品(圧縮機)を交換修理するのは高く付きます(8~10万円が相場)ので、このような場合はエアコンを修理するのではなく、買い換える方向で検討してくのがいいでしょう。

>>【エアコン故障】修理と買い替えの6つの判断基準まとめ

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冷媒ガスが抜けてきてしまっているケース

エアコンは冷媒ガス(家庭用の場合はR134aやR32が多い)というものを使って室内の熱を室外に移動させる(室外に温熱を吐き出す)ことによって室内に冷たい風を出すという仕組みで動いています。

基本的にはこのエアコンの内部に封入されている冷媒が漏れてなくなるということはありませんが、稀に配管の腐食や初期不良、取り付けミス等によって冷媒が漏れ出してしまうことがあります。

エアコン内部の冷媒が少なくなってくると、室内機から室外機に運び出せる熱の量が少なくなったり、室外機側の温度が下がってしまって上手く屋外に排熱ができなくなったりしてしまいます。

エアコン内部の冷媒が完全になくなってしまうとエラーコードが表示されてエアコンは動かなくなることが多いですが、中途半端に冷媒が少ない状態だとエラーコードは出ないもののエアコンは効かないという状況になってきます。

エアコンガス漏れの主な症状

エアコンからガスが漏れると低圧側の配管(冷たい冷媒が流れる配管)の温度が通常よりも極端に下がってしまいます。

そのため、通常は配管に水滴が付く程度なのに対して、ガス漏れを起こしたエアコンでは霜や氷が付着してきます。

エアコンの効きが悪くなってきてガス漏れを疑っている場合、以下の2箇所に霜や氷が発生していないか確認してみてください。

冷媒漏れをがあると配管に白い霜がつく

エアコンガス漏れで配管に霜がつく

冷房運転中に室外機の配管に露(つゆ、水滴)ではなく霜(霜、白色)がついている場合、冷媒が漏れている可能性があります。

冷媒漏れがあると室内機のアルミフィンに氷がつく

冷房運転中に室内機のアルミ製の熱交換器の温度が下がりすぎて大量の霜や氷が付いている場合は冷媒漏れを起こしている可能性があります。

ガス漏れによるエアコン水漏れ

また、この場合、成長した氷から溶けた水が露を受けるドレンパンの外側に落ちてしまいエアコン水漏れを起こしてしまうこともあります。

エアコンガス漏れが起こりやすい2つの配管接続部

家庭用のルームエアコンは冷媒ガスが漏れ出さない構造になっていますが、稀に施工ミスや取り付け取り外しを複数回行ったような場合、下記の2箇所から冷媒が漏れ出すことがあります。

室内機側の配管接続部

室内機裏側の配管接続部

エアコン配管の接続部

室外機側の配管接続部

室外機側の配管接続部

エアコンガス漏れの修理費用の相場

エアコンが動かなくなる前に、最近エアコンの効きが悪くなってきていたという症状があった場合は、エアコンが動かなくなった原因は冷媒漏れである可能性があります。

冷媒ガス漏れの修理費用の相場は20,000~100,000円となっています。

先ほどお話した配管の継手部分などからの冷媒漏れの場合、フレア加工のやり直しなどを行って冷媒漏れを解消し、冷媒ガスをチャージし直すだけであれば、2~3万円ほどが相場となるでしょう。

配管の腐食などが原因で溶接作業が必要になるような場合は持ち帰り修理などになることもあり、その場合は8~10万円と高額になります。

エアコンの冷媒漏れのことについて詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になると思います。

>>エアコンのガス漏れ故障の原因とガス補充修理料金について

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エアコンが正常に動いているかどうか確認する方法

エアコンが正常に動いているかどうか確認するためには、エアコン配管内のガス圧を測定するのが一般的ですが、そのためにはゲージマニホールドやチャージホースなどの専門工具が必要です。

そういった工具を持っていない人向けに、簡易的にエアコンがちゃんと動いているかどうか確認することができる方法を2つほど紹介しておきますので、参考にしてみてください。

室内機のアルミフィンに結露水が発生するか確認する

エアコンの冷房運転が正常に行われている場合、キンキンに冷やされたアルミフィン熱交換器全体で結露水として付着してきます。

これは夏場に氷を入れたコップの表面に空いて気がつくのと同じ原理です。

ガス漏れなどが原因でエアコンが正常に動いていない場合、熱交換器の一部にしか水滴がつかなかったり、全く水滴がつかなかったりします。

エアコンのフィルターを外す

ですので、エアコン冷房を作動させて10~30ほど様子を見てもアルミフィンの全体に水滴がついてこないような場合は、エアコン故障を疑っていきましょう。

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エアコンの吸い込み温度と吹き出し温度の差を測定する(8~13℃が正常)

エアコンが正常に動いているかどうかの目安は、「エアコンの吸込み温度と吹出し温度の差が冷房の場合8~13℃(暖房の場合16~23℃)あるかどうか」で確認すると良いでしょう。

エアコンの吸込み温度は、エアコン上部(天井辺り)の空気温度を測定します。

エアコンの吸込み温度を測定

上記の温度計の場合、温度計の周りの温度をIN(下側)に表示しますので、この場合は吸込み温度が19.9℃ということになります。

次に吹出し温度は、温度計のセンサー部をルーバーの中辺りに設置したりして測定します。

エアコンの吹き出し温度を温度計のセンサー部で測定

このセンサー部で測定した温度は、先程の温度計のOUT(上側)に表示されるため、吹出し温度は8.1℃ということになります。

よって、エアコンの吸込みと吹出しの温度差は11.8℃(19.9℃ー8.8℃)となり、このエアコンの冷房運転は正常に動いていると判断することができます。

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エアコン寿命の考え方

エアコンの寿命は一体どれぐらいを目安に考えればいいのでしょうか?

エアコンの寿命について知っていると、エアコンが故障した際に修理すべきか買い換えるかの判断の参考にすることができます。

設計上の標準使用期間(10年)

一般的なエアコンの寿命は、メーカーが定めている設計上の標準仕様期間という考え方からいくと約10年が目安となっています。

エアコンの標準設計年数

エアコン室内機の下側などに貼られているシールを確認してみると、今使っているエアコンの製造年や設計上の標準使用期間を知ることができます。

もし、お使いのエアコンがすでに設置から10年を経過している場合、経年劣化による故障のリスクも高くなってきています。

なお、このエアコンの設計上の標準使用期間の表示の詳しい解説については、こちらの記事が参考になると思います。

「設計上の標準使用期間」とは、製造年を始期として使用環境、使用条件および使用頻度について標準的な数値などを基礎に、加速試験、耐久試験などの科学的見地から行われる試験を行って算定された数値に基づき、経年劣化による発火・けがなどにより安全上支障が生じるおそれが著しく少ないことを確認した時期までの期間(年数で表す。)です。

引用)長期使用製品安全表示制度について|JRAIA

実際の平均使用年数(約13~14年)

ユーザーがどれぐらいの期間でエアコンを買い替えているか(どれぐらいの期間使いつづけているか)ということについては、経済産業省・資源エネルギー庁が調査した統計からおおよそ13~14年という結果になっています。

エアコンの使用年数

出典)家庭の省エネ – 経済産業省・資源エネルギー庁

なお、家庭用ルームエアコンは年に3%ずつ性能が低下していき、12~13年が経過した頃から急激に性能が低下し始める傾向があります。

これはエアコンの室外機の中にある圧縮機の内部パーツの摩耗が進むことによってうまく冷媒を循環させることができなくなってきていることが原因です。

圧縮機の交換修理は8万円以上の高額修理となってしまいますので、 最近冷えが悪くなってきたとか、以前より電気代が増えた、エアコンの運転音がうるさくなってきたように感じるなどの症状が出てきた場合は、修理ではなく買い替えのほうがベターです。

こういったこと知っておくと、エアコンが故障した際、修理するか買い換えるかの判断の参考になるでしょう。

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エアコンはDIY修理できるのか?

エアコンを自分で修理する(部品交換するなど)は、家庭用エアコンの場合に限っていえば、特に資格を必要としません。

ただし、素人がエアコンのDIY修理をしていくためにはいくつかの壁があります。

業者でなければ部品を取り寄せることができない

エアコン修理用のパーツはメーカーや部品問屋から取り寄せることになりますが、基本的には素人には部品を売ってもらえません。

また、エアコンは家電リサイクル法の対象品目となっているため、中古パーツがほとんど流通していません。

ヤフオクやメルカリなどを探しても、リモコン以外はなかなか欲しいパーツを手に入れることができないのが現状です。

このように素人の場合は交換用のパーツを準備することが難しいので、パーツ交換しかエアコン修理方法がない場合はDIY修理はできない場合が多いでしょう。

例外的に電気工事士などの資格を持っている人であれば、場合によってはパーツを手に入れることができることもあったりします。

修理に必要な工具を揃えるのに費用がかかる

エアコンの修理には専門的な工具が必要となります。

例えば、冷媒ガス漏れを修理しようとした場合、最低でも以下の工具や材料が必要です。

  • 配管を切断するパイプカッター
  • フレア加工をするツール
  • 配管内を真空にするための真空ポンプ
  • 冷媒ガスを出し入れしたり圧力を測定したりするゲージマニホールド
  • 補充するための冷媒ガス

これらの工具を一通り揃えるのにかかる費用は、修理を業者に依頼するために必要となる費用より高くなることが多いでしょう。

このように費用面から見てもエアコンのDIY修理は採算が合わないことが多いのが実際です。

危険が伴う作業となる

エアコンは、室外機のパワートランジスタ部など、一部高圧電流が流れているパーツがあったり、配管内には高圧な冷媒が流れていたりします。

作業手順を間違ったりしてしまうと怪我をしたりする恐れがあるため、安全面を考えてもDIY修理はおすすめできません。

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修理と買い替えの判断基準

エアコンの機器が悪くなってきた場合、エアコンを買い換えるか修理するか検討していく必要があります。

エアコンを買い換えるか修理するかをどのように判断すればいいかということについては、ざっくりと以下のような判断基準を考えておくといいでしょう。

  1. メーカー保証や販売店保証(有料長期保証など)がある場合 → 修理
  2. 保証はないがまだ新しい場合 → 修理
  3. 取り付けから10年以上経過している場合 → 買い替え

メーカー保証や販売店保証(有料長期保証など)がある場合

エアコンのメーカー保証や販売店保証(有料長期保証など)の適用期間内である場合は、エアコンを無料で修理してもらえることになります。

この場合は、エアコンの保証書や購入時のレシートなどを手元に用意し、メーカー保証を使う場合はメーカーサポートに、販売店保証の場合は保証書などに書かれている販売店に問い合わせていきましょう。

>>メーカー別サポートセンターの連絡先一覧表

メーカー保証は購入から1年が一般的ですが、冷媒回路に関しては5年保証になっていることもありますので、取扱説明書などをしっかりと確認してみてください。
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保証はないがまだ新しい場合

エアコンの保証は切れてしまっているけれども、まだ比較的新しい場合、故障箇所だけ直せばまだしばらくはそのエアコンを使い続けていくことができます。

エアコンが比較的新しい場合は、買い替えではなく修理を検討してくのがいいでしょう。

なお、おおよその修理費用が知りたい場合は、エアコン本来に表示されるエラーコードから修理費用の相場を知ることができます。

エラーコードとは、室内機のランプ点滅のパターンやリモコンに表示される英数字のことで、そのエラーコードから不具合の原因をある程度推測することができるというものです。

具体的なエラーコードの確認方法については、こちらの記事で詳しく解説してますので、こちらを参考にしてみてください。

>>エアコンのエラーコード内容の確認方法

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取り付けから10年以上経過している場合

エアコン取り付けから10年以上が経過して故障したような場合、保証も切れていますし、仮に今回は修理で直ったとしてもまた別の箇所が故障して動かなくなるという可能性も高くなってきます。

また、エアコンは室外機の中にあるコンプレッサーという部品の摩耗などによって年に2~4%づつ性能が低下(冷暖房の最大能力が低下、または消費電力が増加)していく傾向があります。

こういったこと考えると、すでに10年以上使ってきたエアコンが壊れた場合、これからの故障リスクやとタールコストなどを踏まえると、このタイミングでエアコンの買い替えするのがおすすめだと考えています。

エアコン買い替えの場合は、家電量販店や町の電気屋さん、テレフォンショッピングなど、どこでエアコンを買ってもOKです。

エアコンを買い換える場合の費用は、ざっくり分けると、エアコン購入代金、新しいエアコンの取付費用、古いエアコンの取り外し工事費、リサイクル料金という形になります。

  • エアコン本体価格;40,000円~
  • エアコン取り付け工事費;10,000~15,000円
  • エアコン取外し工事費;4,000~6,000円
  • 取り外したエアコンのリサイクル料金;900~1,000円

上記の価格は家電量販店や電気屋さん、テレフォンショッピングなど、どこで買うかによってかなりの差が出てきます。

例えば、エアコンを購入した場合、取付工事費の部分はタダにしてもらえるという場合や、エアコンが故障してしまっていても下取り値引きしてくれるというお店もあったりします。

エアコンを購入する際は、3~4ヶ所ぐらいから相見積もりをとって保証やサービス内容を比較検討するのが鉄則です。

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エアコン修理の依頼先とその特徴

エアコンの効きが悪いという故障の修理の依頼先は、大きく分けて以下の4つとなります。

  • メーカーサポート
  • 購入先の量販店
  • 町の小さな電気屋さん
  • エアコン修理の専門業者

それぞれ得意・不得意、メリット・デメリットありますので、その点についてまとめておきます。

メーカーサポートに修理を依頼する場合のポイント

メーカーサポートとはエアコン製造メーカー直営の修理業者のことで、説明書などに記載されているお客様サポートセンターから修理を依頼した場合は、このメーカーサポートからサービスマンが派遣される形となります。

メーカーサポートに修理を依頼する一番の利点は、各メーカーの専属の修理業者となるため、よくある故障箇所の修理部品の在庫は自前で持っているという点です。

ちょっとした故障であれば、修理依頼の電話の内容から故障部品を推定して交換部品を持ってきていますので、その日のうちに修理してエアコンが動くようになるのが特徴です。

修理費用については、メーカー保証期間内であれば無料、保証期間外であれば有料となります。

以下に修理費用の相場をまとめておきますので、保証が切れてしまっている場合はおおよその修理費用を把握しておくのがいいでしょう。

>>メーカー別サポートセンターの連絡先一覧表と修理費用の相場まとめ

運悪くエアコン修理のハイシーズンとなる真夏の猛暑日などにエアコンが壊れてしまった場合、メーカーサポートは修理の予約で一杯になってしまっていて、修理の予約が1~2週間後しかとれないということもあったりします。

また、メーカーサポートの場合は基本的には修理のみの対応になることがほとんどで、エアコンの買い替えの場合は自分で対応する(別のお店で購入手続きをすすめる)必要があることが多いです。

先ほど紹介したエラーコードの内容などから修理金額が高くなりそうな場合は、思い切ってエアコンの買い替えを検討するか、エアコンの修理だけではなく取り替えにも対応できるエアコン修理専門業者への依頼も検討してくのがいいと思います。

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家電量販店に修理を依頼する場合のポイント

家電量販店はエアコンを販売するのが一番の目的となるため、そういったお店がお客さんからエアコン修理の依頼を受けた場合、その話はそのままメーカーサポートの方に修理の依頼が回され、そこからサービスマンが派遣されます。

家電量販店に修理を依頼する一番のメリットは販売店保証(長期保証など)が使えるという点で、そういった保証期間内の修理であれば修理費用を家電量販店側が負担してくれるという点です。

販売店保証でエアコンを修理する場合は、保証書と購入時のレシートを持ってエアコンを購入したお店に行き、エアコン修理の依頼をしていきましょう。

家電量販店での修理の場合、修理の費用があまりにも高額になりそうだったり、修理のための手間がかかりそうな場合、エアコンを同等品に取替えを提案されることもあり、保証期間内であればその費用はお店側で負担してくれます。

保証期間が切れてしまっている場合も修理の申し込みは可能ですが、その場合の修理費用はお客さん負担となり、修理費用の相場はメーカーサポートに修理を依頼した場合とおおよそ同じぐらいの価格となります。

家電量販店で有償修理を依頼した場合、お店の性質上、修理よりも買い替えを提案される確率が高くなりますので、そういったことも知った上で修理を依頼するようにしていきましょう。

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町の小さな電気屋さんに修理を依頼する場合のポイント

近所に小さな電気屋さんがある場合、そういったところにエアコン修理を依頼することも可能です。

町の電気屋さんの特徴は、エアコンの販売価格は若干高めですが、自分のところで買ってくれたエアコンについては丁寧にしっかり、比較的リーズナブルな価格で最後までちゃんと面倒を見てくれるという点です。

逆にいえば、他人が取り付けたエアコンの修理相談(無料)はしたくないというお店もあったりするため、このタイミングで初めて町の電気屋さんを利用していきたいという場合は、エアコン修理の相談をする際も出張料や点検見積もり費用を支払う前提で依頼するか、エアコン取り替えも含めた形で話を持ちかけたほうがベターです。

あまり機械に詳しくなくて、ちょっとしたことに答えてくれる人が身近にいてほしいという場合は、これを機に町の電気屋さんに相談してみるのがいいと思います。

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エアコン修理の専門業者に修理を依頼する場合のポイント

エアコン修理の専門業者はメーカーサポートとは違って、あらゆるメーカーのエアコン修理を引き受けています。

こういった業者は、エアコンの修理だけではなく、エアコンの取替えにも対応できるところが多いため、修理か買い替えか迷っているような場合は、こういった業者に修理を依頼するのもいいでしょう。

特に、真夏日が続くようなエアコンのハイシーズンにエアコンが故障してしまった場合、メーカーサポートや町の電気屋さんなどは修理依頼が殺到していて、自分のところに来てくれるのが1~2週間後になってしまうというケースもよくあります。

どうしてもエアコンを早く直してもらいたいという場合、都市部にお住まいの場合、その地域を対象としているエアコン修理業者が4~5件はあると思いますので、いつ修理に来てもらえそうか一軒づつ電話して一番早く来てくれそうなとこを探してみるのがいいでしょう。

修理業者の探し方のコツは、WEB検索などで「家庭用 エアコン 故障修理 〇〇」(←〇〇のとこは地名を入力)と入力して探していくのがコツです。

なお、エアコン修理費用の見積もりは、修理依頼の電話の段階では2~5万円という感じになってしまうことが多く、はっきりとした金額は現場見積もりの段階にならないと分かりません。

現場見積もりで修理費用が想定より高額になってしまった場合に、その場で修理はキャンセルしてエアコンの買い替えを検討していきたいという場合もあるのではないかと思います。

そのような場合は、修理依頼の電話の際に現地で修理をキャンセルする時にかかる費用(出張料、点検料など)も聞いておくのがベターです。

また、エアコン修理業者はメーカーサポートとは異なり、自前で持っている交換部品の在庫は少ないことがおおいため、初回の見積もり訪問はすぐに来てくれるけれども、部品を取り寄せるのに1~2週間かかってしまい、結局エアコンが直るまでに時間がかかってしまうということもあったりします。

こういった場合に対応するために、エアコン修理業者の方ではエアコンの取り替えについても対応してくれる事が多いですので、そういった事情も頭に入れておくといいと思います。

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賃貸住宅の場合の修理費用負担の考え方

賃貸住宅の場合、そのエアコンが自分のものか、大家さんのもの(管理会社のもの)かによって修理や買い替えの方法が変わってきます。

まず、エアコンが自分の持ち物の場合、エアコンの修理や買い替えの手配も自分で行い、費用の精算も入居者の実費で行う形となります。

逆に、賃貸住宅のエアコンが入居時から据え付けられているものの場合、エアコンの修理や取り替え費用は大家さん持ちになることがほとんどです。

この場合は、エアコンが故障した旨を管理会社や大家さんに伝えれば、そちらの方で色々と手配してくれることになります。

このケースの注意点としては、業者の人に来てもらったにもかかわらず、エアコンが故障していなかった(入居者の人のうっかりミスが原因など)場合、数千円の出張料が入居者に請求される場合もありますので、本当にエアコンが故障しているかしっかりと事前に確認しておくことが大切です。

エアコンが故障しているかどうか判断する自信がない場合は、メーカーサポートなどに問い合わせてみるのも一つの手ですのでご参考まで。

>>【エアコン故障】メーカー別サポートセンター連絡先

前の入居者がエアコンを置いていったものをそのまま使っていたという場合、入居前に受け取っていた募集チラシや間取図などに「エアコン付き」というような記載があれば修理費用などは大家さん負担になることが多いです。前の入居者が置いていったエアコンを今の入居者が貰い受けたという場合は、自分で修理買い替え費用などを負担することになるでしょう。このあたりのことについては、本格的に修理や買換を検討する前に、管理会社や大家さんに連絡して費用負担がどうなるか確認することが大切です。
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エアコンを長持ちさせるコツ

エアコンが動かなくなってしまうと部屋が暑くて本当に困ってしまいます。

エアコンには長持ちさせるコツがいくつかありますので、ここで紹介しておきます。

ハイパワー運転(温度設定を最低など)を多用しない

部屋の広さに対して能力の小さなエアコンを取り付けてしまっている場合、真夏日にエアコンの効きが悪くなってしまうことと思います。

この場合、リモコンにあるハイパワー運転を多用したり、温度設定を最低にしてその場をしのぐことになります。

ただ、このような条件でエアコンを動作させた場合、室外機の中にある圧縮機はフル回転することになり、通常使用より内部パーツの磨耗を進めてしまうことになります。

圧縮機の摩耗が進んでしまうと効率良く冷媒ガスを循環させることができなくなり、消費電力が増えたり(電気代がたかくなったり)、エアコンの運転音が大きくなったりするといった症状が発生してきます。

エアコンは基本的に余裕を持って運転させているときが一番効率が良く、長持ちします。

タイマー運転などを使用してエアコンのフル稼働時間を少しでも短くしたり、買い替えのタイミングでワンランク能力の大きなエアコンに取り替えるなどして、エアコンのフル稼働時間を減らす工夫をするのがいいでしょう。

定期的にエアコンフィルターの掃除を行う(月に1~2回が目安)

エアコンの室内機にはホコリをキャッチするためのフィルターが取り付けられています。

このフィルターにホコリが溜まった状態でエアコンを使用し続けると、室内の空気をうまく吸い込めなくなって風量が低下してしまいます。

風量が弱くなるとエアコンの効きも悪くなり、フィルターがきれいな状態よりエアコンへの負荷が大きくなり、圧縮位の回転数が増えて(消費電力が増えて)しまいます。

リビングなど使用頻度の高い場所のエアコンの場合、2週間程度でフィルターにホコリが積もってきてしまいますので、最低でも月に1~2回のフィルター掃除(掃除機でホコリを取り除くなど)が必要です。

掃除機でホコリを吸い取る

また、フィルターの奥のアルミフィン部や送風ファンなどに大量のカビ汚れが付着してしまっているような場合は、業者に依頼してエアコンクリーニングを行うのがいいでしょう。

エアコンは清潔な状態で使用するのが一番効率が良い(電気代が安い)ことに加えて、ちゃんと室内空気を取り込んで吹き出すことができるようになるためエアコンへの負荷も小さくなります。

エアコンの定期的な清掃はエアコンを長持ちさせることに繋がりますので、是非参考にしてみてください。

よくある質問Q&A

ここでは、エアコンが効かないという症状に対してよくある質問にQ&A形式でお答えしていきます。

Q.室外機に水をかけたり、濡れタオルを掛けたりするとエアコンの効きが良くるなるのですか?

A.エアコンの室外機に水をかけたりすると、一時的にエアコンの効きが良くなることはあります。

実際に、業務用エアコンの場合、室外機に水を噴霧して冷房効率を上げる商品(エネカット)なども販売されていたりします。

ただ、残念ながら家庭用ルームエアコン向けにそのよな商品は販売されていないのが現状です。

室外機は雨風にさらされても大丈夫なように設計されていますが、大量の水が一気にかかってしまうとファンモーターや制御基板などに水が侵入する可能性がありますので、故意に室外機に水をかけるのはおすすめできません。

また、濡れタオルについては、室外機に掛けておいてもほとんど効果はありません。

逆に、タオルがフィン部にかかってしまって風通りが悪くなり、冷房効率を下げてしまう可能性もあります。

冷房の効きが悪い場合は、室外機の周りのものを移動させたりして風周りを良くするのが一番効果的ですので、そちらの方を検討してみてください。

Q.室外機を涼しい場所に自分で移動させてもいいですか?

A.室外機は日陰で涼しい場所に置かれている方が冷房能力が上がります。

ただ、室外機には高圧の冷媒が充填されている銅配管や電源コードなどが接続されているため、無理やり移動させると冷媒漏れなどの故障の原因となります。

室外機を別の場所に移動させたい場合は、業者の人にお願いするようにしてください。

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最後に一言

今回は、【冷房故障】エアコンが冷えない効かない原因と対処法まとめについてお話しました。

エアコンが効かない原因は色々ありますが、しっかりと原因を特定することができればおのずとその対処法も見えてくると思います。

是非参考にしてみてください。

なお、エアコンの修理はメーカーサポート(有償修理)が基本ですので、一度、お客様サービスセンターの方で修理の見積もりを取ってみるのもいいと思います。

>>【エアコン故障】メーカー別のサポートセンター連絡先まとめ

ただ、真夏の猛暑のタイミングなどのハイシーズンでエアコンが故障した場合、メーカーサポートは人手が圧倒的に足らないため、修理に来てくれるタイミングが遅くなる傾向があります。

また、エアコンを見に来てくれたとしても、手持ちのパーツですぐに修理ができない場合、実際の修理作業は後日になることもよくあります。

どちらかと言えば、修理ができる人(メーカーサポート)より、単純にエアコンを取り付けることができる人の方が絶対的にたくさんいます(取り付け作業は比較的単純な力仕事になる)ので、なるべく早く部屋を涼しくしたい人は思いきってエアコンを購入して取り付けてもらったほうがいいのかもしれません。

この辺りは、メーカーサポートやお店などに実際に電話して聞いてみたりして、自分の希望する価格や納期を考慮して決めていくのがいいと思います。

それでは!

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