【エアコン故障!?】冷房が全く冷えない場合の原因と対処法

エアコンの冷房が全く冷えない原因と修理対処法冷房が冷えない(効かない)
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エアコンが全く冷えない原因と修理対処法

夏場の冷房が突然全く冷えなくなってしまうと本当に困ってしまいますよね。

ここで問題なのは、一体何が原因でクーラーがダメになってしまったのかということです。

エアコンは故障でなくても設置状況や使い方、メンテナンスの状態などの影響によって、冷房が冷えなくなってしまうことがあります。

今回は、そんなエアコン冷房やクーラーが全く冷えなくなってしまう主な原因とその具体的な対処法について、詳しくお話していきます。

クーラーは動いていて冷房の冷えが悪いように感じるというだけの場合は、こちらの記事「エアコン冷房の冷えが悪くなってしまう原因と対処法」が参考になります。

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  1. 使い方やメンテナンス不足が原因の場合
    1. 運転モードが正しくない(冷房運転になっていない)
    2. 室外機の風通りが悪くなっている
  2. 冷媒ガス漏れ故障が原因でエアコンが冷えなくなる場合もあります
    1. 【ガス漏れチェック方法1】室外機配管に霜がついていないか?
    2. 【ガス漏れチェック方法2】ドレン排水があるかどうか?
    3. 【ガス漏れチェック方法3】吸込と吹出温度差は適正か?
  3. 室内機ランプが点滅してエアコンが完全に停止している場合(エラーコード表示)
    1. 【SETP1】エアコンをOFFにする
    2. 【STEP2】室内機の電源コードを抜く
    3. 【STEP3】1分後に電源を入れ直す
  4. エラーコードの具体的な読み取り方
  5. 修理を依頼する前に応急運転スイッチでエアコンを強制起動してみよう
    1. パナソニック(エオリアなど)
    2. 日立(白くまくんなど)
    3. 三菱電機(霧ヶ峰など)
    4. ダイキン(うるさらなど)
    5. 東芝(大清快など)
    6. 富士通(ノクリアなど)
  6. エアコン修理の具体的な流れ
    1. 【STEP1】エアコン修理を依頼する(現場見積りの予約)
    2. 【STEP2】サービスマンに現場見積もりをしてもらう
    3. 【STEP3】エアコン修理を進めてもらう
    4. 【STEP4】修理代金を支払う
  7. エアコン修理料金の相場
  8. エアコン修理と買い換えの判断ポイント
    1. 設計上の標準使用期間(約10年)
    2. 統計上のエアコン買い替えサイクル(約13~14年)
    3. 修理費用がいくらになるかで決める
    4. 今のエアコンに不満があるなら修理より買い替え
  9. 定期メンテナンスで故障を未然に防ぐ方法
  10. 最後に一言

使い方やメンテナンス不足が原因の場合

エアコンの冷房が冷えなくなってしまう原因は故障だけではなく、使い方やメンテナンス、設置環境など、エアコン本体以外に原因がある場合がたくさんあります。

この場合、エアコンを修理したり買い替えたりしなくてもまた冷房が使えるようになりますので、まずは下記の内容を確認してみてください。

運転モードが正しくない(冷房運転になっていない)

エアコンの冷房が全く冷えない(冷たい風が出てこない)原因として意外に多いのが、リモコンの表示と本体の運転モードが異なっている事が良くあります。

エアコンの冷房が全く冷えない原因はモードが違う

例えば、部屋を冷やしたいと思ってリモコンで温度を下げたとしましょう。

この場合、運転モードが「冷房」になっていなくても「自動」になっていればエアコンから冷たい風は出てくるのですが、仮に運転モードが「暖房」になっている場合はいくら設定温度を下げてもエアコンからは冷たい風は出てきません。

「リモコンの表示もちゃんと冷房になってるのに、エアコンが冷えてこない・・・」という場合、もしかしたらリモコンの表示と本体の運転モードが異なっている可能性があります。

例えば、子供がリモコンをエアコンの方に向けないで運転モードボタンを押してしまったりした場合、リモコンの表示は「冷房」になっているのに、本体が認識している運転モードは「暖房」だったという事もありえます。

このようなことも考えられるので、一度運転モードの切り替えボタンなどを押してみて、もう一度運転モードを冷房や自動運転に切り替えてからエアコンを使ってみてください。

室外機の風通りが悪くなっている

一旦はエアコンの冷房が起動するのだけれど、しばらくすると止まってしまうような場合、エアコンカバーの外し忘れや室外機アルミフィンの汚れを疑ってみてください。

エアコンを長期間使わない場合にエアコンカバーをかけておく人もいると思うのですが、エアコンカバーの室内機側は外したのだけれど、室外機側のエアコンカバーを外し忘れていることが稀にあります。

エアコンの室外機にカバーが付いている

室外機にエアコンカバーをかけたまま冷房運転をした場合、エアコンは一応は動き出すのですが数分ですぐに動かなくなってしまったり、エアコンは動き続けるのだけれど生ぬるい風しか出てこないという状態になってしまいます。

室外機の周りを荷物などで囲んで塞いでしまっていたり、室外機の裏側のアルミフィンに犬や猫などの動物の毛がびっしり付いてしまっているような場合も、同様のことが起こってしまいます。

エアコン室外機の背面の汚れが原因で効かない

これらのことが原因でエアコンが動かなくなった場合、エアコンの電源を切って室外機の風まわりを阻害するようなものは取り除いて、エアコンのリセット動作(コンセントを抜き差しする、リモコンのリセットボタンを長押しする)を行えばエアコンは正常に動き出します。

ちなみに、エアコンは一度停止させた直後に運転ボタンを押しても数分間は始動しないプログラムになっているので、運転ボタンを押したらしばらくの間は何もせず、ちゃんと動いてくるかどうか様子を見るようにしてください。

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冷媒ガス漏れ故障が原因でエアコンが冷えなくなる場合もあります

エアコンは配管の中に入っている冷媒ガス(R32、R410aなど)が封入されていて、その冷媒ガスが室外から室内に熱を移動させることによって室内機から温風を出すことができる仕組みで動いています。

ただ、冷房が全く冷えないというトラブルの中にはこの冷媒ガスが漏れてしまっていて、エアコンがうまく作動していないケースがあります。

少々のガス漏れではエラーコード表示(エアコン停止)する機種はほとんどなく、冷媒がほとんどなくなってしまうまで漏れてようやくエラーコード表示(室内機のランプ点滅)して停止することになります。

ただ、スローリーク(何年かかけてちょっとずつ冷媒が漏れている状態のこと)によって中途半端に冷媒が漏れていってしまっているような場合だと、エアコンは動き続けているのだけれど冷媒が少なくなってしまっているためエアコンの冷房能力が小さくなり、冷房の冷えが悪くなってしまっています。

冷媒ガスが漏れてしまっているかどうかは下記の方法で確かめていくことができます。

【ガス漏れチェック方法1】室外機配管に霜がついていないか?

エアコンガス漏れで配管に霜がつく

エアコンの冷媒ガスが漏れてしまった場合、冷房運転時に室外機の細い方の配管に白っぽい霜がつきます。

冷媒量が適正である場合は、この配管に露や水滴が付くことはあるものの、凍って霜になる(配管温度がマイナスになる)ということはありません。

この室外機の配管をに霜が付いていた場合、冷房の冷えが悪くなってしまった原因は冷媒漏れであると考えられます。

【ガス漏れチェック方法2】ドレン排水があるかどうか?

冷房運転中にドレンホースから排水があるか確認する

エアコンは冷房運転を行ったとき、室内機で除湿した水分をドレンホースから排水する仕組みとなっています。

ドレンホースからの排水量は、小さなルームエアコンでも1秒間に1~3滴程度はあります。

冷媒ガスが漏れてしまっている場合、室内機の中にある熱交換器でほとんど除湿できなくなってしまいますので、このドレンホースからの排水もほとんどなくなってしまいます。

冷房運転を起動してから30分以上経ってもドレンホースからの排水がない場合は、冷媒ガスが漏れてしまっている可能性が高いでしょう。

【ガス漏れチェック方法3】吸込と吹出温度差は適正か?

冷媒ガス漏れの見極め方法として、エアコンの吸込温度(天井付近の温度)と吹出温度(吹出口から出てくる温風の温度)の温度差がちゃんとあるかどうか(8~13℃程度)あるかどうかで確認するとという方法があります。

【STEP1】冷房運転、温度設定「最低」、風量「最大」にする

エアコン冷房の冷媒ガス漏れ確認方法

まずはじめに、エアコンを冷房運転にして、温度設定を最低、風量を最大に設定します。

【STEP2】吸込温度と吹出温度を測定する

次に、エアコンの吸込み温度としてエアコン上部(天井辺り)の空気温度を測定します。

エアコンの吸込み温度を測定

上記の温度計の場合、温度計の周りの温度をIN(下側)に表示しますので、この場合は吸込温度(天井付近の温度)が19.9℃ということになります。

次に吹出し温度は、温度計のセンサー部をルーバーの中辺りに設置したりして測定します。

このセンサー部で測定した温度は、先程の温度計のOUT(上側)に表示されるため、エアコンの吹出温度は8.1℃ということになります。

よって、エアコンの吸込温度と吹出温度の差は11.8℃(19.9℃ー8.1℃)となり、判断基準となる「8~13℃」の範囲内となるので、このエアコンは正常に動いていると判断することができます。

逆に、この吸込と吐出の温度差が8℃より極端に小さい場合、冷媒ガスが漏れてしまっている可能性が高いでしょう。

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室内機ランプが点滅してエアコンが完全に停止している場合(エラーコード表示)

エアコンのタイマーランプ点滅がエラーコード表示

エアコンの運転ランプやタイマーランプが点滅して、室内機も室外機も両方法とも完全に停止してしまっているような場合、エアコンに何らかの不具合が発生している可能性があります。

ちょっとした不具合であれば本体のリセット操作で復旧することもありますので、まずは以下の手順でエアコンをリセットし、冷房が使えるようになるかどうか試してみてください。

【SETP1】エアコンをOFFにする

エアコンの電源をOFFする

エアコンが動いている場合はリモコンでエアコンの電源をOFFします。

運転ランプやタイマーランプが点滅して既にエアコンの動作が停止してしまっているような場合は、そのまま次のステップに進んでください。

【STEP2】室内機の電源コードを抜く

エアコンの電源を抜く

次に、エアコンの電源コードを抜きます。

電源プラグが高いところで抜き差ししにくい場合などは、分電盤の中にあるエアコン回路のブレーカーを落としてもOKです。

分電盤の中のエアコンブレーカー

ルームエアコンの場合、電源は室内機側のコンセントのみとなっていますので、ここまで作業ができたらエアコンに流れる電気は遮断できたことになります。

ブレーカーのマークの意味は「ー」で通電、「◯」で開放(電気を遮断)となっています。

【STEP3】1分後に電源を入れ直す

エアコンを再始動する

エアコンの電源を落としてから1分後にコンセント(ブレーカー)を入れ直し、エアコンを再起動してみましょう。

ルームエアコンの場合、電源コンセントは室内機のところに一箇所しかないため、この操作を行うことで、室内機だけではなく室外機の方も同時にリセットすることができます。

この状態で再びエアコンが停止(運転ランプやタイマーランプが点滅)して冷房が全く冷えないという場合、エアコンに少し症状の重い不具合が発生して故障してしまっている可能性があります。

リモコンに付いているリセットボタンは、リモコンの電池交換後にリモコン本体のリセットを行うためのものです。このリモコンのリセットボタンを押してもエアコンはリセットされませんので注意が必要です。
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エラーコードの具体的な読み取り方

リモコンにエアコンのエラーコード表示

室内機のランプが点滅してエアコンの冷房が冷えなくなってしまった場合、エラーコードを読み取ることでどうしてエアコンが動かなくなってしまったのかを知ることができます。

エラーコードはメーカーや機種によって、室内機本体の方に表示されたり、リモコンの方に表示されたり確認の方法が異なります。

各メーカーのエラーコードの読み取り方を解説していますので、参考にしてみて下さい。

エラーコードから故障の原因を読み取ることができれば、修理費用の相場も分かってきます。

少しリモコン操作などが難しく感じられるかもしれませんが、ぜひ一度挑戦してみてください。

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修理を依頼する前に応急運転スイッチでエアコンを強制起動してみよう

エアコンの応急運転スイッチ

一般的にルームエアコンには「応急運転スイッチ」というものが室内機本体の下側や前面パネルを開いたところについています。

ちょっとした不具合の場合、この応急運転スイッチで起動すればエアコンを一時的に復旧する事ができる場合があります。

応急運転スイッチの操作方法はメーカーや型番に異なりますので、詳細については取扱説明書を読んで頂きたいのですが、ざっくりと以下のような操作方法があります。

  • ボタンを1回押す毎に「冷房」→「暖房」→「停止」の順に切り替わるタイプ
  • その時の室温、外気温により自動的にエアコンが運転内容、温度設定を選択するタイプ
  • 前回の運転内容で運転するタイプ
  • 設定25度の応急運転となり、温度調節などはできないタイプ・・・など

色調べてみてもエアコンがちゃんと動かない場合は、エアコンの説明書を確認したりて、この応急運転スイッチを押してみましょう。

パナソニック(エオリアなど)

エアコン応急運転スイッチボタンの場所パナソニック

前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すと、設定温度25℃のおまかせ運転で強制起動することができます。

参考)リモコンでエアコンが動作しません。|Panasonic

日立(白くまくんなど)

前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すと、前回と同じ設定で強制起動することができます。

また、電源コンセントを抜き差しした場合は自動運転となります。

参考)リモコンが使えないときに運転・停止(応急運転)する方法を教えてください。|HITACHI

三菱電機(霧ヶ峰など)

前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すごとに「応急冷房」→「応急暖房」→「停止」の順の運転モードで強制起動することができます。

参考)リモコンが使えないのですが、本体で操作はできますか|MITSUBISHI ELECTRIC

ダイキン(うるさらなど)

ダイキンエアコンの応急運転スイッチ

本体の右下の方にあるON/OFFスイッチや前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すと、快適エコ自動モード(設定温度25℃)で強制起動することができます。

参考)リモコンの操作でエアコンが反応しない|DAIKIN

東芝(大清快など)

東芝エアコンの応急運転スイッチ

室内機の本体右下の方にある自動運転スイッチで自動運転モードで強制起動することができます。

参考)東芝ルームエアコン(PDF)

富士通(ノクリアなど)

エアコンの応急運転スイッチ

前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すと、自動運転と同じ内容で強制起動することができます。

>>リモコンを使わないで操作できますか?|FIJITSU

コロナ

前面パネルを開いたところにある応急運転スイッチを押すと、自動運転モードで強制起動できます。

なお、説明書通りに応急運転スイッチを押してみてもエアコンが動かなかったり、エラーコード(エアコン室内機のランプが点滅、またはリモコンに見慣れない英数字の表示)が表示されて停止してしまう場合は、本格的なエアコン本体の故障が考えられます。

早め早めにエアコンの点検修理をしてもらうことをおすすめします。

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エアコン修理の具体的な流れ

エアコンが冷えない原因が故障であった場合、エアコンを修理してもらう必要があります。

初めてのエアコン故障の場合、エアコンの出張修理がどのようなものなのかわからないと思いますので、具体的な修理の流れや修理を依頼する際のポイントについてお話しておきます。

【STEP1】エアコン修理を依頼する(現場見積りの予約)

まずはじめに、エアコン修理の依頼を行っていきます。

エアコン修理の依頼先については、自宅のエアコンが壊れたのか、賃貸住宅の据付エアコンが壊れたのかメーカー保証や販売店保証などの各種保証が残っているかどうかで修理の申込先が変わってきます。

修理の依頼を行う前に、まずは以下のことを確認していきましょう。

【賃貸住宅の場合】大家さん(管理会社)にエアコンが故障したことを連絡

賃貸住宅のエアコンが故障した場合、そのエアコンが自分のものなのか、大家さんのもの(管理会社のもの)かによって、エアコン修理の依頼先が変わってきます。

住まいエアコンの
所有者
修理業社の
手配
修理の
依頼先
修理代金の
費用負担
賃貸、
アパート
大家さん
(管理会社)
大家さん
(管理会社)
 大家さん
(管理会社)
賃貸、
アパート
自分自分修理業者自分
自宅自分自分修理業者自分

まず、入居時から部屋に据え付けられているエアコン(エアコンの所有者は大家さんや管理会社)の場合、修理業社の手配や費用負担は大家さん側となるのが一般的です。

この場合は、エアコンが故障した旨を管理会社や大家さんに伝えれば、そちらの方で色々と手配してくれることになります。

このケースの注意点としては、エアコン修理業者の人に来てもらったにもかかわらず、実はエアコンが故障していなかった(入居者の人のうっかりミスが原因など)場合、数千円程度の出張点検料が入居者負担となる場合があります。

ですので、本当にエアコンが故障しているかしっかりと事前に確認しておくことが大切です。

エアコンが故障しているかどうか判断する自信がない場合は、メーカーのお客様サポートセンターなどに問い合わせてみるのも一つの手です。

前の入居者がエアコンを置いていったものをそのまま使っていたという場合、入居前に受け取っていた募集チラシや間取図などに「エアコン付き」というような記載があれば修理費用などは大家さん負担になることが多いです。前の入居者が置いていったエアコンを今の入居者が貰い受けたという場合は、自分で修理買い替え費用などを負担することになるでしょう。このあたりのことについては、本格的に修理や買換を検討する前に、管理会社や大家さんに連絡して費用負担がどうなるか確認しておくことが大切です。

逆に、賃貸住宅に住んでいたとしてもエアコンは自分で購入して取り付けたという場合や、自宅(持ち家)のエアコンが故障したという場合、修理の手配は自分で行っていくことになります。

この場合、エアコン修理の費用負担についても自己負担となりますが、各種保証が残っている場合は無償修理になる可能性もあります。

各種保証を使ってエアコンを修理する場合

メーカー保証や販売店保証などを使ってエアコン修理をする場合は、保証書に記載の連絡先に修理を依頼していきます。

保証の種類費用負担
修理の依頼先サービスマン
の派遣元
メーカー保証
1年間
(冷媒回路は5年間)
メーカーメーカー
または
購入元販売店
メーカーサポート
販売店保証購入元販売店購入元販売店メーカーサポート

保証を使った場合は修理費用はメーカー、または購入元販売店が負担する形になります。

どちらの保証を使った場合も、メーカーサポート(各メーカー専属の修理業者)からサービスマンが現場(自宅など)に派遣され、その場で修理を行う出張修理が基本となります。

修理を依頼する際は、保証書とエアコン購入時の領収書(レシート)があれば修理の話がスムーズに進みますので、それらを手元に準備してから連絡をしていくようにしましょう。

エアコン保証修理に必要な保証書と領収書レシート

保証があるにもかかわらず、上記の依頼先ではない別の修理業者にエアコン修理を依頼してしまった場合、修理費用が自己負担となってしまうことがありますので、保証が残っている場合は必ず保証書に記載の連絡先に問い合わせるということを覚えておいてください。

各種保証が切れてしまっている場合(修理代金は自己負担)

エアコンの各種保証(メーカー保証や販売店保証など)が切れてしまっている場合、修理代金は自己負担となる代わりに、修理の依頼先は自分で自由に選ぶことができるようになります。

修理の依頼先サービスマン
の派遣元
夏場の
修理予約の
取りやすさ
修理代金
メーカーの
カスタマーセンター、
購入元販売店
メーカーサポートかなり混雑
(数週間待ち)
割高
エアコン修理業社エアコン修理業社混雑
(キャンセル空有)
通常

メーカーサポートはメーカーや販売店などから回されてくる保証を使った修理(費用負担はメーカーや販売店)が業務の中心となっていますので、保証が切れてしまっている有償修理の修理代金は割高になってしまう傾向があります。

特に夏場の時期にエアコンが壊れてしまった場合、メーカーサポートはとても混雑しているのが実情で、修理予約が2~3週間後しかとれず困っているという話もよく耳にします。

真夏日にエアコン無しの部屋で何日も過ごさなければならないなんて、想像しただけでゾッとしてしまいますよね。

ただ、タイミングや業社によっては急なキャンセルで予約に空きが発生していることもあります。

少しでも早くエアコンを修理してもらいたい場合は、メーカーサポート以外に最低でも2~3社に「いつ頃、修理に来てくれるのか?」問い合わせを行っていくことが大切です。

【STEP2】サービスマンに現場見積もりをしてもらう

エアコン修理はサービスマンが現場訪問して修理を行う出張修理が基本となります。

修理の予約日になるとサービスマンがエアコンの故障現場(自宅など)に来て、壊れたエアコンの点検や故障原因の特定、修理費用の見積りを行っていきます。

エアコンを早く直してもらいた気持ちもありますが、現場見積の際はいったん落ち着いて、以下の内容をしっかりと確認していってください。

項目チェック内容
見積書・見積書を書面発行してくれるか?
修理料金・相場より高すぎないか?
修理方法・修理方法に納得したか?
その他・キャンセル料はいくらか?
・説明は明瞭で丁寧か?
・修理できなかった場合どうなるのか?

【STEP3】エアコン修理を進めてもらう

エアコン修理を進めてもらう

現場見積の内容で納得ができた場合、そのままエアコン修理に取り掛かってもらうことになります。

一般的なエアコン故障(ガス漏れ、水漏れ、基盤交換など)の場合は、その日のうちに修理が完了してエアコンがまた使えるようになります。

ただし、部品をメーカーから取り寄せなければならない場合は部品が届いてからの修理になりますし、溶接を伴う修理が必用な場合はエアコンの持ち帰り修理などになることもあります。

ただし、基本的には現場見積の段階で、どういった修理内容になるか、修理代金はいくらぐらいになるか、修理完了までどれぐらいの納期が必要となるかなど分かっていることになりますので、その時の合意内容に基づいて作業を進めていってもらうことになります。

【STEP4】修理代金を支払う

エアコン修理が完了したら、修理代金の支払っていきます。

メーカーサポートを利用してエアコンを修理した場合、支払い方法はメーカーサポートによって変わってきます。

  • 後日、支払書を使って現金払い(コンビニや金融機関など)
  • 修理完了後、その場で現金またはクレジットカード払い(一部のメーカーサポートのみ)

一般的には支払書を使って後日払いの場合が多く、エアコン修理から2~3週間後に郵送で支払書が送られてきます。

エアコンメーカーサポートの修理代金の支払い

その支払書の支払期限は支払書が到着する月の月末になっていることが多いですので、実際に修理代金を支払うのはエアコン修理をしてもらってから1~2ヶ月後となり、具体的な支払い方法は金融機関やコンビニなどで現金一括払いという形となります。

メーカーサポートの有償修理(保証切れ)のデメリットは、現金一括払いが基本となっているため、修理代金が少し高くなってしまった時は支払いができるかどうか不安に感じてしまう点です。

それに対して、一般のエアコン修理業者の多くはクレジットカード払いに対応している事がほとんどで、クレジットカード側で分割払いやリボ払いに変更することもできたりします。

エアコンは突然壊れてしまうものなので、こういったクレジットカードの分割払いの仕組みを利用してエアコン修理をしてもらう方法も選択肢の一つに考えておくのがいいのではないかと思います。

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エアコン修理料金の相場

以下に、各メーカーHPで公開されているエアコン修理料金をまとめたものを目安を紹介しておきますので、修理費用がいくらぐらいになりそうか確認していきましょう。

以下に、メーカーサポートを利用した場合の修理代金の相場を記載しておきますので、参考にしてみてください。

※2020/09/22時点

故障原因修理料金
(出張費、点検料など含む)
制御基板
(室外機)
11,000~
36,000円
ファンモーター
(室外機)
11,000~
36,000円
冷媒ガス漏れ13,800~
67,000円
マイコン
(室内機)
11,000~
36,000円
ファンモーター
(室内機)
11,000~
36,000円
冷媒回路
(溶接を伴わない場合)
11,000~
27,000円
冷媒回路
(溶接を伴う場合)
80,000~
167,000円
水漏れ7,000~
37,800円
ルーバー
(室内機)
5,800~
20,000円
前面パネル
(室内機)
8,800~
32,000円
リモコン5,000~
32,000円
自動掃除7,000~
26,000円

※修理費用(技術料、部品代、出張料含む)は税抜、目安です。

※修理時間は故障の程度やスタッフの熟練度によって変わってきます。場合によっては、エアコンを取外して持ち帰っての修理が必要な場合もあります。

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エアコン修理と買い換えの判断ポイント

エアコンが壊れてしまった時、修理するか買い換えるか悩んでしまう人も多いのではないかと思います。

エアコンは修理をすればまた使えるようにはなるのですが、修理をしたことによってもともとのエアコンの寿命が伸びるということはありません。

一般的な家庭用のルームエアコンの場合、エアコンの耐用年数に関しては以下のような考え方があります。

設計上の標準使用期間(約10年)

エアコンの標準設計年数

エアコンの室内機の底面などに貼られているシールには「設計上の標準使用期間」という表示があります。

これはメーカーが指定しているもので、これに合わせて修理に必要な部品も約10年で廃番になってしまいます。

製造から10年が過ぎたエアコンが壊れた場合、在庫がなくなってしまうと交換部品が手に入らなくなってくるため、部品が手に入らなかったらその時点で買い替えを検討してくのが一つです。

統計上のエアコン買い替えサイクル(約13~14年)

内閣府が行っている消費動向調査を参考にすると、エアコンの買い替えサイクルは13~14年が平均となっています。

数年前までは買い替え年数が10年前後だったのですが、ここ4~5年は買い替えサイクルが13~14年程度にまで伸びてきました。

エアコンの心臓部とも言える冷媒を圧縮する圧縮機(コンプレッサー)は年に2~3%程度づつ経年劣化で性能が低下していく傾向があるため、13~14年使っていると30~40%程度性能が低下(最大出力が低下、消費電力が増加)していることになります。

この頃には真夏日や真冬日にエアコンをフル稼働しても冷えない、温まらないという状態になってきていますので、このタイミングを一つの目安として買い換えるのも一つの手です。

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修理費用がいくらになるかで決める

エアコン修理の場合、いくらまでなら修理をするかということを考えておくのも一つの手です。

ざっくりとした感覚ですが、エアコンの修理費用は比較的新しいエアコンの場合は20000~30000万円ぐらいになることが多く、古いエアコンになってくると30000~50000円程度になる場合が多いでしょう。

詳細な見積については出張見積もりをしてもらえば分かるのですが、現地で見積をしてもらうだけでも修理点検費用(約5000円)がかかってしまいます。

上記でお話したエラーコードの内容などからおおよその修理費用を調べ、エアコン買い替え費用(本体価格+取付取外費用の3万円)の50%以上になってしまうようであれば買い替えをしていったほうがいいでしょう。

今のエアコンに不満があるなら修理より買い替え

エアコンは夏場の冷房や冬場の暖房ができる便利な空調機器ですが、長年使っているともう少しこういうものがあったら良かったなという点がいくつか出てくるものです。

こういった不満を解消するためにエアコンを買い換えるというのも一つの手です。

エアコンの効きが悪い

部屋に対してエアコンの能力が小さい場合、真夏日や真冬日にエアコンの効きが悪くなることがあります。

これまでの経験から年に数回そういったエアコンの効きが悪くなるような日がある場合はワンランク能力(kW)の大きなエアコンに買い換えるのがいいでしょう。

また、比較的寒い地域で、冷房だけではなく暖房もエアコン一台で行っているような場合、除霜運転(暖房を一時的に停止して室外機の霜を溶かす運転)を軽減することができる「霜付き抑制熱交換器」や寒冷地仕様の「ドレンパンヒーター」などが搭載されているかもチェックしておきましょう。

電気代が高い

エアコンの省エネ性能は年々向上してきていること、また、使い続けてきたエアコンは圧縮機の内部パーツの磨耗などにより年に2~3%づつ性能が劣化していたり、エアコン内部の汚れが原因で性能が1~2割低下していることが多いです。

エアコン内部の汚れについてはエアコンクリーニングを行えば改善しますが、圧縮機の摩耗については部品交換(溶接が必要)で10万円近くかかってしまいまうため、圧縮機の部品交換によるメンテナンス現実的ではありません。

もうすでに10年以上エアコンを使い続けてきて、エアコンクリーニングも定期的に行っていないような場合は、エアコンを買い換えることで電気代を安く抑えていくことができます。

以外に知られていないこととして、エアコンは同一メーカーでも機種ごとに運転効率が大きく異なっているという点で、こういったところに着目してエアコンを選んでいくのがいいでしょう。

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足元が寒い

冬場の暖房運転で足元が寒くて冷たくなっているような場合、エアコンの気流制御がうまくいっていない可能性があります。

特に少し古めのエアコンの場合、室内機の吹き出し口に付いているフラッパーが小さくエアコンから出た風がちゃんと床まで届いておらず、部屋の天井と床面の温度差が大きくなっていることと思います。

この場合、「垂直気流」や「サーキュレーション気流」など、気流制御が搭載された機種を選んでいきましょう。

こういった機能を持っているエアコンを購入しておけば、別途サーキュレーターを購入する手間を省くことができると思います。

湿度コントロールがイマイチ

エアコンを使っていると、夏場(梅雨)に除湿をしても湿度が下がらなかったり、冬場に暖房をすると湿度が下がり過ぎでしまったりすることがあると思います。

特に冬場の暖房についてはダイキンのエアコンに搭載されている「うるる加湿」と呼ばれる室外機で外気から湿気と取り込んで室内機から放出する加湿方式があります。

湿度コントロールに不満があったり、加湿器の数と管理の手間を減らしたいという場合は、エアコンに加湿機能が搭載されている機種を選んでいくのがいいでしょう。

エアコン故障で困ってしまうのが嫌

エアコンは熱帯夜が続くような夏場や雪がちらつく冬場に壊れて動かなくなってしまったり、効きが悪くなってしまうものです。

特に長年使ってきたエアコンはそういった修理が混み合う時期に壊れてしまう可能性が年々高くなってきています。

エアコンが使えなくなるというトラブルを未然に防ぐという意味で、10年以上経過したエアコンの場合は買い替えを検討するというのも一つの手です。

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定期メンテナンスで故障を未然に防ぐ方法

エアコンが故障する原因は大きく分けて以下の3つに分けることができます。

  1. 初期不良(製品不良、施工不良)
  2. メンテナンス不足による不良
  3. 経年劣化による不良

エアコン不具合の原因をはっきりと切り分けることは難しいのですが、ざっくりと初期不良の場合はエアコン設置から1年以内に不具合が発生してきます。

この場合、メーカー保証(1年)や販売店保証(有料オプションの場合もあり)、エアコン施工業者の保証などで対応することができます。

少し厄介なのが、上記の2と3による故障で、エアコンの経年劣化の進み具合はメンテナンスの良し悪しによって変わってくることがあります。

エアコンの圧縮機

例えば、エアコンの心臓部となるコンプレッサー(圧縮機と呼ばれる冷媒ガスを圧縮するパーツ、室外機の中にある)は、平均すると年間2~3%程性能が劣化してくると言われています。

これはエアコンをどれだけの時間稼働させたかだけではなく、どれぐらいの負荷で使ってきたかによって変わってきます。

見かけるのがエアコンのフィルターが汚れた状態(ホコリが積もった状態)でエアコンを使っている場合、フィルターがきれいな状態より圧縮機はたくさん仕事をしなければならなくなるため、圧縮機内の摩耗が進んでしまい、冷媒ガスをうまく圧縮することができなくなっていきます。

その結果、夏場の一番暑い時期や冬場の一番寒い時期にエアコンの効きが悪くなることから、エアコンを買い換えるタイミングが早くなってしまいます。

この他にも、何らかの原因で冷媒ガスが少ない状態にも関わらず、なんとかエアコンは動いていた(場合によっては本体リセットを繰り返し行っていた)のでそのまま使い続けていたという場合も、通常より圧縮機に厳しい条件での運転を行うことになりますので、圧縮機の劣化によりエアコンの寿命を早めてしまいます。

少々のガス漏れであれば、早めのガス漏れ修理と冷媒ガス補充を行えば、エアコンはまた末永く使っていくことができます。

家庭用のエアコンの場合、有償修理で圧縮機をパーツ交換(溶接作業が必要)するのであれば、エアコンを買い換えた方が経済的となります。

このようにエアコンは調子が悪いと感じた場合は早め早めに対処していくことでエアコンの故障を未然に防いだり、製品寿命を伸ばしたりすることができます。

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最後に一言

今回は、【エアコン故障!?】冷房が全く冷えない場合の原因と対処法についてお話しました。

エアコン冷房が全く冷えなくなってしまう原因は色々ありますが、しっかりと原因を特定することができればおのずとその対処法も見えてくると思います。

ただ、設置から10年以上経過してくると、冷房の冷えが悪くなってきたり、故障で動かなくなることも増えてきます。

ちょっとでもクーラーの調子が悪いなぁと感じた場合は、早め早めに余裕を持って点検修理や買い替えなどを検討していくのがいいと思います。

是非参考にしてみてください。

それでは!

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