エアコン水漏れの8つの原因とDIY修理の方法まとめ

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【エアコン水漏れの原因その5】エアフィルターやアルミフィンの詰まり(吹き出し口から水が飛び散る)

エアコンの水漏れは、エアフィルターにホコリがたくさん溜まってしまうだけでも起こることがあります。

エアコンのエアフィルターの汚れ

エアコンのエアフィルターにホコリが大量に付着すると、エアコンに吸い込まれる空気の量が極端に少なくなってしまい、エアコン内部の壁面やファンの表面温度などが通常運転時よりも極端に低くなってしまいます。

その結果、通常の運転だと冷却フィンにしか発生しない露が室内機本体の壁面や、ファン部にも発生してしまい、その水がエアコンの吹き出し口から風に乗ってピチョピチョと飛び出してきてしまいます。

以下のエアコンフィルターは一ヶ月ほど使ったもので、これぐらいならそういったことを引き起こす原因の風量の低下はほとんど起こっていません。

1ヶ月間使ったエアコンフィルターのホコリ

ですが、エアコンのフィルターの掃除をしなければならないことを知らないといったケースだと、エアコンのフィルターの全面にどっさりとホコリが蓄積しているケースも多々あり、そのような場合は先ほどお話した原理でエアコンの吹き出し口から水が漏れてくる(飛び散ってくる)事があります。

エアコンの吹き出し口から水が飛び散ってくる場合は、エアフィルターのホコリを掃除すれば解消されることがほとんどです。

フィルターのホコリを掃除機で吸い取る

出典)【簡単】素人でもできるエアコン掃除のやり方|エアコン掃除マニア

フィルターの掃除だけなら10分程度でできますので、一度試してみるといいと思います。

ただ、長い間エアコンフィルターの掃除をしていなかったような場合、エアコンフィルターの奥にあるアルミフィン部にカビ汚れがたくさん付着してしまっているような場合があります。

そのような場合は、本格的にエアコンクリーニングをやらないと直らない場合もありますので、一度エアコンフィルター奥のアルミフィン部の汚れを確認してみてください。

【エアコン水漏れの原因その6】冷媒ガスの不足

エアコンは配管内を冷媒ガスが循環することによって、室内を冷やすことが出来ます。

出典)「エアコンはどうやって部屋をすずしくするの?」|DAIKIN

何らかの理由でこのエアコンの配管内部に充填されていた冷媒が漏れ出してしまうと、エアコンシステムの仕組み上、室内機側の冷却フィン部の一部の温度が極端に低下してしまいます。

そこに部分的に大きな霜がドレン皿の外側の方にまで膨らんでしまい、それが溶けた時にドレン皿からはみ出してしまった部分で水漏れが発生することがあります。

冷却フィンとドラン皿のイメージ図(冷媒ガス不足)

エアコンの運転が止まったときなどに、その霜が一気に溶け出し、ドレン皿の外側にまで漏れたりすると、それがエアコンの水漏れの原因になります。

エアコンの室外機が止まってからしばらく後に水が漏れ出してきたり、最近冷房が効かなくなってきたということがある場合、この冷媒ガス不足によるエアコンの水漏れを疑ってみましょう。

この場合、冷媒ガスが漏れ出した箇所の特定や、冷媒ガスの補充などをする必要があるためDIY修理は困難で、業者を呼んだとしても修理費用が高額になる可能性があります。

というのも、冷媒ガスが不足した状態でエアコンを長時間運転していた場合、圧縮機と呼ばれる室外機のパーツが悪くなってしまっている可能性もあり、冷媒の再充填後にエアコンが故障してしまう事もあるからです。

エアコンの圧縮機が故障

ですので、冷媒ガス不足が原因の場合、修理をしてもそのようなリスクがあることを理解し、修理をするのか、エアコンを買い換えるのかよく検討してから修理の依頼をすることをおすすめします。

>>エアコンのガス漏れ故障の原因と冷媒補充の修理料金について

【エアコン水漏れの原因その7】エアコン工事の不良

稀ではありますが、エアコンから水が漏れる原因としてエアコンの設置工事ミスも考えられます。

先程までにお話したエアコンのドレンホースの接続(ビニールテープなどで固定する)が不十分であったり、ドレンホース(エアコン配管にまとめられいる)の傾斜が充分についていなかったりすると、エアコンの水漏れを誘発してしまうことがあります。(以下の写真は傾斜が充分についている場合のものです。)

エアコンの配管はドレン排水のため傾斜をつける

また、先程紹介した冷媒ガスが漏れ出す原因も、エアコン取り付けの施工不良が原因の場合もあります。

ただし、エアコン取り付け業者はこれらの点が重大なクレームになりうることは理解しているため、このようなことが原因で水漏れが起こることは滅多にありません。

冷媒漏れについても、取り付けミスが原因の場合、取り付け工事から数日の間にエアコンが効かなくなるなどの症状が発生するケースがほとんどです。

大手のエアコン取り付け業者の場合、業者側が取り付けミスに対する損害保険などに加入している場合もありますので、不具合が出た場合は購入先や取付業者に連絡をとってみましょう。

なお、エアコン設置から数年後に冷媒漏れが発生した場合は、冷媒配管継ぎ手の施工不良が原因ではなく、エアコン本体の耐久性の問題の可能性が高くなります。

エアコンの耐用年数は約10年程度と言われていますので、その前後で水漏れなどの故障が発生した場合は、買い替えを検討するのも一つの手だという認識を持っておくと良いでしょう。

【エアコン水漏れの原因その8】エアコン本体の初期不良

これも稀にではありますが、そもそもエアコン本体の組み立て不良などによる初期不良で、エアコンから水が漏れてくることがあります。

この場合は、エアコン取り付け直後に水漏れなどが発生する場合がほとんどですので、エアコン工事の施工不良が原因なのか、エアコンそのものの初期不良なのかを見極めるのは素人には少し難しいところがありますので、メーカーサポートや工事業者に連絡して、水漏れの原因を探してもらうといいでしょう。

原因がエアコンの初期不良の場合はメーカーの保証が効きますので、新品と取り替えになることがほとんどです。

最後に一言

今回は、エアコン水漏れの8つの原因とDIY修理の方法まとめについてお話しました。

エアコンの水漏れの多くはドレンホースの詰まりなので、家庭用の掃除機などを使って簡単に修理することができます。

ですが、稀に冷媒ガス不足や施工不良、初期不良などが原因の場合がありますので、そのような場合は業者に修理を依頼することになります。

ここで知っておきたいことは、エアコンの耐用年数は約10年(室内機の下側のシールに記載)となっているということ。

エアコンの標準設計年数

既に10年近く使っているエアコンの場合、このタイミングで修理をしても他部品が故障したりしてくる可能性が高くなるため、修理費用が高額になってしまう場合は、エアコンの買い替えも考えたほうがいいこともあります。

最近では、ジャパネットたかたなど一部の通販ショップではエアコンの取り付け、取り外し費用込みの総費用5~6万円程度でエアコンを購入することができる時代になってきました。

分割払いなどを活用すると、月々2000円程度でエアコンを買い換えることができますので、古いエアコンの修理で急な出費が嫌な場合は、新品のエアコンを分割払いで購入することも検討してみてもいいかもしれませんよ。

それでは!




水漏れ





エアコン故障修理マニア

当ブログの運営者。家業(実家)がエアコン取付と電気工事。大学と大学院でヒートポンプの省エネに関する基礎研究を行い、東証一部上場企業でヒートポンプ機器の設計開発を経験。冷凍空調技士(第二種)。エアコンの不調や故障の対処方法から具体的な修理のノウハウをわかりやすく紹介。

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