エアコン水漏れ修理業者の選び方のポイント

エアコンからの水漏れ修理の相場

エアコンの水漏れ修理は、メーカーサポート(販売店)、電気工事業者、エアコンクリーニング業者の3つの業者に修理を依頼することができます。

ここで知っておきたいのは、業者によって、メーカー保証や販売店保証などの各種保証が使えなかったり、修理料金に違いがあったり、水漏れの原因によって修理できない、夏場の混雑してなかなか修理に来てもらえないということがあったりする点です。

業者選びの主なポイントを以下の比較表にまとめましたので、まずはこちらを御覧ください。

エアコン水漏れ修理業者の選び方の表

まずはこの表を参考にしながら、エアコンの水漏れ修理業者ごとの特徴、メリットデメリットなどについてお話していきます。

メーカーサポート(販売店)の特徴とメリットデメリット

メーカーサポートとは、サポートセンター(取扱説明書などに記載の電話番号)からの修理を請け負うメーカー専属の修理業者です。

メーカー専属のため基本的にはどんな原因の水漏れにも対応可能ですが、その分、修理料金は高めです。

メーカーサポートの修理費用の相場は以下の通りとなります。

※2020年9月時点

メーカー金額(税抜)
DAIKIN
(ダイキン)
27,800~37,000円
Panasonic
(パナソニック)
17,000~61,000円
FUJITSU GENERAL
(富士通ゼネラル)
未回答
MITSUBISHI ELECTRIC
(三菱電機)
7,000~67,000円
HITACHI
(日立)
未回答
TOSHIBA
(東芝ライフスタイル)
10,000~110,000円
SHARP
(シャープ)
15,000~75,000円
CORONA
(コロナ)
未回答

こうやって実際の修理金額を見てみると、思っているより高くてびっくりしてしまうのではないでしょうか?

でも、メーカー保証(基本1年、冷媒回路5年)が残っていれば、メーカーサポートで無償修理をしてもらうことができます。

また、販売店保証(長期保証など)が残っている場合、修理の依頼先は販売店のお客様センターとなりますが、多くの場合、実際に修理をしに来てくれるのはメーカーサポートからとなり、その際の修理料金は販売店が負担するという形になります。

ただ、そういった各種保証が切れてしまってりう場合は、上記の修理費用は自己負担になってしまいます。

されに、メーカーサポートのデメリットとしては、エアコン修理が殺到する夏場のハイシーズンにとても混雑してしまう点です。

夏場の場合、修理の依頼をしてから実際に修理に取り掛かってもらえるまで2~3週間ぐらいかかってしまうこともよくあります。

そういった時期にエアコン水漏れを起こしてしまった場合は、別の修理業者を検討したほうがいいでしょう。

電気工事屋(修理業者)の特徴とメリットデメリット

エアコン水漏れ修理ができる元気工事業者

電気工事屋は、一般的な電気工事(コンセントやアンテナなど)やエアコンの取り付け、取り外し、各種修理などを取り扱っている業者です。

比較的大きな会社で広い範囲をカバーしている場合もありますし、小さな町の電気屋さんにように地域密着で仕事をしている場合もあります。

このような電気工事屋はメーカーサポートとは異なり、大手メーカー品であれば様々なメーカーのエアコン修理に対応してもらえるのが特徴で、修理費用もメーカーサポートよりは若干安くなる傾向があります。

メーカー保証や販売店保証などは使えないため、保証が切れてしまった後の水漏れ修理の依頼先候補となってきます。

電気工事屋のデメリットは、町の小さな電気屋さんなどの場合、大手メーカーではない、あまり耳にしないようなメーカーのエアコン修理は引き受けてもらえないということがあったりする点です。

夏場の混雑具合については、電気工事屋さんの方がメーカーサポートよりも業者数(人員数)が多いため、うまくいけば早く対応してもらえる可能性もあります。

保証が切れていて、メーカーサポートは何週間も後にならないと来てもらえないというような場合は、電気工事屋さんを検討してくのがいいでしょう。

エアコンクリーニング業者の特徴とメリットデメリット

エアコン水漏れ修理ができるエアコンく-リーニング業者

エアコンクリーニング業者はエアコン修理の専門家ではないのですが、一部の個人業者では、エアコンの排水経路(ドレンパン、ドレンホース)の詰まりが原因の水漏れに対応してもらえることがあります。

エアコンからの水漏れの約8割は排水経路の詰まりが原因となっていますので、エアコンクリーニング業者も選択肢の一つに考えていきましょう。

大手のエアコンクリーニング業者の場合、基本的には水漏れ修理に対応しれもらえませんので、個人の業者さんの中から対応してくれる人を探すという形となります。

エアコンクリーニング業者に水漏れ修理を依頼した場合の修理費用は、メーカーサポートや電気工事屋さんよりも安めになることが多く、更に一緒にエアコンクリーニングも行ってもらえる(水漏れ修理はオプション扱いのイメージ)ので、一石二鳥です。

また、エアコンクリーニング業者もメーカーサポートなどより業者数は多いですので、夏場の水漏れ故障でも運河よければ早めに対応してもらえる可能性があります。

ただし、万が一、水漏れの原因が部品や配管の破損が原因であったり、ガス漏れなどの冷媒回路の異常であった場合は修理することができません。

水漏れの原因別修理業者の対応可否

エアコンクリーニング業者に水漏れ修理を依頼するのは、依頼主側である程度水漏れの原因を特定できる場合に限ったほうがいいかもしれません。

というのも、修理を依頼して現場に来てもらった後の修理キャンセルには、出張点検料金(3000~5000円)が発生するのが一般的だからです。

例えば、エアコンクリーニング業者に修理を依頼したものの、現場でその業者が対応できないとなった場合はそういった費用が発生してしまいます。

そういったリスクはあるものの、どうしてもエアコンクリーニング業者に水漏れ修理を依頼したいという場合は、最低限以下の項目をチェックし、すべての項目を満たした場合のみに依頼するという形がベターでしょう。

【確認ポイントその1】ドレンホースから水が出ていない

エアコンドレンパンと結露水排出のイラスト図

冷房運転時、エアコン室内機の内部ではアルミフィン部に大量の結露水が発生しています。

その結露水はドレンパンで受け止められ、ドレンホースを通って室外機に排出されます。

ドレンホースから水が出ていない場合は排水経路が詰まって水漏れ

冷房運転や除湿運転を行っているのにドレンホースから水が出てきていないという場合、排水経路のどこかで詰まりが発生している可能性が高いです。

虫の死骸などがドレンホースをつまらせる

このように排水経路のどこかで詰まりが発生していることが原因の水漏れについては、エアコンクリーニング業者も対応することができます。

【確認ポイントその2】ドレンパンに水が溜まっている

排水経路の一部が詰まってしまっていることがエアコン水漏れの原因となっている場合、室内機の中にあるドレンパンに大量の水が溜まっているはずです。

ドレンホースの中に汚れが詰まって水漏れする

室内機の前面カバーを開いてフィルターを取り除いてアルミフィンの下部を覗き込んだときに、そこに大量の水が溜まっている場合、排水経路の詰まりが水漏れの原因である可能性が高いです。

エアコンのアルミフィンの下のドレンパンに水が溜まっているか

エアコンクリーニング業者はこのドレンホースやドレンパンなどの排水経路のつまりが原因の水漏れに対応することができます。

ただし、これ以外の部品破損やガス漏れなどの水漏れ修理は対応できません。

こういった事情がありますので、エアコンクリーニング業者にに水漏れ修理を依頼する場合は、上記の確認ポイントをチェックしてから依頼するか、事前に業社の人に対応可能か相談してから修理の申込みを行うようにするのがいいでしょう。

エアコン水漏れ修理業者の具体的な選び方

ここまでの話でエアコン水漏れ修理業者の特徴がわかってきたと思いますので、ここからは具体的にどの業者に修理を依頼すればいいのかということについてお話していきます。

業者選びをスムーズに進めるため、今回は以下のフローチャートを使って説明していきます。

エアコン水漏れ修理業者の選び方のフローチャート

【ステップ1】保証の有無を確認しよう!

まずはじめに、メーカー保証や販売店保証が残っているかどうか確認していきましょう。

エアコン水漏れ修理は保証がある場合メーカーサポート

保証が残っているという場合、水漏れ修理は無償となりますので、その保証を使って直してもらうのが一番です。

ここでの注意点は修理の依頼先で、保証で修理してもらうためには保証の発行元に修理を依頼する必要があるという点です。

特に、保証の発行元に連絡せず、勝手に別の修理業者などに修理を依頼してしまうと、保証を受けることができず、修理費用は自己負担になってしまいます。

そういったことを避けるためにも、まずは保証の有無を確認し、保証が残っていることを確認したら「保証書に記載の問い合わせ先」に修理の依頼をしていきましょう。

  1. メーカー保証が残っている場合
    →メーカーのサポートセンターに修理を依頼
  2. 販売店保証(有料の長期保証など)が残っている場合
    →販売店のお客様センターに修理を依頼

【ステップ2】保証が切れてしまっている場合は、予算と相談しながら決めよう!

各種保証の期限が切れてしまっている場合、エアコンの修理費用は自己負担となります。

エアコンの水漏れ故障は夏場のハイシーズンに発生することが多く、その時期はメーカーサポートの予約が取りづらく、2~3週間後の訪問となることも珍しくありません。

また、メーカーサポートは修理費用が高額になることもあります。

保証が切れてしまっている場合は、比較的早く対応することができる可能性がある電気工事屋やエアコンクリーニング業者のどちらかに修理を依頼するのがベターです。

エアコンに”あまり詳しくない”場合は「電気工事屋さん」がおすすめです

エアコンを分解して水漏れ修理

ご自身がエアコンのことにあまり詳しくないという場合は、あらゆる水漏れ修理に対応できる電気工事屋に修理を依頼していくのがいいでしょう。

修理費用については相場中間レベルで安くも高くもありませんが、エアコンのことがよく分かってなくても、電気工事屋さんが水漏れの原因を特定し、適切な修理方法を提案してくれます。

一部、対応していないエアコンメーカーがあるケースもありますが、大手のエアコンメーカーであればほとんど対応してもらえますので安心してください。

とにかく”修理費用を抑えたい”場合は「エアコンクリーニング業者」がおすすめです

エアコンクリーニング業者に水漏れ修理を依頼

エアコンクリーニング業者は、エアコン水漏れ原因の約8割を占めるドレンホースやドレンパンの詰まりによる水漏れに対応することができます。

また、エアコンクリーニング業者の水漏れ修理は、エアコンクリーニングのオプション扱いとなっていることが多く、水漏れ原因のつまり除去だけではなく、エアコンクリーニングまで行ってもらえる事が多いです。

そこまでやってもらっても費用的には一番安くなることがありますので、修理費用をとにかく安く済ませたいという場合はエアコンクリーニング業者に依頼していくのがいいでしょう。

ただし、大手のエアコンクリーニング業者は水漏れ修理に対応しているところはないため、ご自身で地元のエアコンクリーニング業者に水漏れ修理が可能かどうか、自分で問い合わせていく手間がかかります。

エアコンの水漏れ修理のおすすめ依頼手順

当サイトでおすすめしているエアコンの水漏れ修理の依頼方法は、まず、①電気工事業者に問い合わせをしてみて見積もりや納期を確認し、その内容で納得できない(もっと早く直したい、もっと安く直したい)という場合は、②エアコンクリーニング業者も検討していくという流れがよいと考えています。

エアコンクリーニング業者は修理費用が安くなる可能性はあるのですが、部品破損や冷媒回路の不具合などの水漏れは対応できませんし、現地見積もりでキャンセルした場合は出張点検費用が必要になってしまうこともあります。

ですので、まずはどんな原因の水漏れにも対応できる電気工事屋さんで事前見積を取り、おおよそ予算の範囲内であれば、そこで決めてしまうのが一番スムーズです。

エアコン故障が初めての経験で電気工事屋さんにあてが無いという人も多いと思います。

そのような場合は、地元の電気工事業者を紹介してもらうことができる「電気の工事屋さん」で、WEBから簡単に修理の見積もりを取ることができます。

見積もりは無料となっていますので、まずは一度、ホームページや電話で水漏れ修理の問い合わせてみるといいでしょう。

>>電気の工事屋さん

上記で見積もりをした結果、納期や金額面、対応エリアなどで折り合いがつかなかった場合は、エアコンクリーニング業者の方も選択肢として検討していきましょう。

当サイトがおすすめしているのは、全国各地の地元のエアコンクリーニング業者が多数登録している「ユアマイスター」というサービスです。

大手のエアコンクリーニング業者はエアコンの水漏れ修理は対応してもらえませんが、ユアマイスターに登録している地元のエアコンクリーニング業者の中には水漏れ修理に対応できる業者もたくさんあります。

ユアマイスターのWEBフォーム(エアコン台数、日程など入力後に表示されるお客様情報の入力画面)には備考欄が設置されているため、そこから水漏れ修理が可能かどうか、本申込み前に事前問合せをしておくことができます。

エアコンクリーニング業者に修理を依頼する場合は、こういった備考欄を使って事前に水漏れの状態を伝えることがとても大切です。

>>ユアマイスター

大切なことは業者としっかりコミュニケーションをとること

エアコン水漏れ修理で最も大切なことは、業者としっかりコミュニケーションをとることです。

エアコン水漏れの原因は、排水経路の単なる詰まりや内部部品の破損、冷媒回路の故障など様々な原因があり、それによって修理費用が変わってきてしまいます。

  • 事前見積
    (一番重要、WEBまたは電話)
  • 現地見積
    (キャンセルの場合、出張点検料が必要な場合もある)
  • 修理依頼
  • 水漏れ修理作業
  • 精算
    (現金、またはクレジットカードなど)

修理依頼から精算までの具体的な流れは上記のようになるのですが、とにかく重要なのは事前見積もりの段階でしっかりとエアコンの水漏れ症状や修理費用の予算などこちら側の条件を業者に伝えておくことが重要です。

というのも、現場でエアコンの点検をして修理の見積もりを出してもらう現地見積という段階になってしまうと、修理費用が高額でキャンセルしたくても出張点検料(3000~5000円)が必要になってしまうからです。

このような事態を避けるためには、事前のWEB見積もりの段階で大まかな予算を伝えておくことが重要です。

良心的な業者であれば予算金額を聞いた段階で、修理可能かどうか、どういった業者を紹介できるかなど、色々と検討提案してくれるはずです。

実は修理よりもエアコン交換のほうが簡単で確実、更に利益大

ここで少し裏話なのですが、エアコン水漏れ故障は原因特定や修復に技術とノウハウが必用で、時間と手間がかかってしまう修理となっています。

業者側からすると、水漏れ修理をするより、その壊れたエアコンを取り外して、新しいエアコンを取り替えてしまったほうが簡単で確実、さらに利益も大きくなる事がわかっているため、水漏れ修理をするよりも買い替えをしてもらったほうがいいですよと、本当は不必要なのに買い替えを勧めるというケースもよくあります。

エアコン買い替えの判断基準は、メーカーが定める「設計上の使用期間」が10年、そして、実際の買換時期の平均はおおよそ13年が一般的となっています。

だいだいそれぐらいの感覚で買い替えを勧められた場合は、こちらのことを思って買い替えを勧めてくれているということになります。

逆に、まだ購入から数年しか経っていないのに買い替えを勧められた場合は要注意です。

国家資格保有者が作業してくれるかどうか

あまり知られていないことですが、電気工事(コンセントの変更、取替など)を伴わないエアコン取付工事は資格なしでもおこなうことができるため、エアコン業者の中には無資格者の人もたくさんいます。

エアコン水漏れ修理は、知識と経験、ノウハウが必要な修理となるため、トラブルを避ける意味でも最低限、電気工事士などの資格保有者に来てもらえるところに依頼するのがいいでしょう。

ここまでのことをまとめると、特に初めてのエアコンの水漏れ修理を依頼する場合は、以下の手順で水漏れ修理を依頼していくのがいいでしょう。

  1. まずは料金は普通程度だけれど、どんなエアコン故障にも対応できる「電気工事業者」で見積をとり、その内容で了解できればそこに依頼する
  2. どうしてももう少し修理代金を節約したいという場合は、「電気工事業者」の方は一旦保留にしておいて、「エアコンクリーニング業者」にも水漏れ修理が可能かどうか問い合わせてみる
  3. 納得できる条件を提示してくれる方に修理の依頼をする

ハイシーズンにエアコンが故障してしまった場合、とにかく修理が混み合っていて予約の取り合い状態になっていますので、躊躇しているとどんどん修理してもらえる日が遅れていいてしまいます。

エアコンが水漏れしてショックは大きいと思いますが、早め早めの行動が早期解決への近道となりますので、まずは見積を取るところからはじめていきましょう。

当サイトがおすすめするエアコン修理業社一覧

町の電気工事屋さん

◎最短30分のスピード対応
◎見積もり無料(対応エリア内)
○取扱メーカーはパナソニック、シャープ、ダイキン、富士通、日立、東芝のみ
✕一部未対応エリアあり(WEB見積時に要確認)

【サービス】
エアコン修理全般(水漏れ含む)に対応。夜間修理可能。不要なエアコン買替提案なし。第二種電気工事士が在籍の地元の電気工事業者を紹介。

ユアマイスター

◎地元のエアコンクリーニング業者が多数登録
◎水漏れ対応可否の問合せ無料
✕電話での見積問合せ不可
✕部品交換やガス充填などが必要となる修理は対応不可

【サービス】
エアコン水漏れの約8割の原因を占める排水経路詰まりはエアコンクリーニング業者でも修理可能。WEBフォーム(備考欄)で水漏れ修理対応可能か聞いてみよう。

タイトルとURLをコピーしました