「エアコン、フィルター掃除したのに暖まらない…」
「設定温度を一番高くしても部屋が寒いまま…」
そんな悩み、ありませんか?
本来ならばエアコンが活躍するはずの冬なのに、暖房が効かないせいでイライラしたり、体調を崩したりしたくないですよね。
この記事では、自分でできるエアコンのチェックポイントと、プロの修理が必要なサインをわかりやすく解説します。
この記事で分かることはこちら!
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▶ステップ1:状況確認
エアコンが暖かくならない場合の故障診断を行います。
エアコンが暖かくならないのですね。まずは今の状態の確認を行いますので、以下の中から症状を選んでください。
この記事の監修者「taichan」
エアコンの故障診断のエキスパート、taichanです。大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を活かしたセカンドオピニオンを無料相談Q&A(空調テック)で提供中。電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など、多数の資格を保有。
暖かくならない原因は?自分でできるチェックポイント5選
エアコンが暖かくならない原因は様々ですが、実は自分で簡単に解決できることも多いんです。
まずは以下の5つのチェックポイントを順番に確認してみましょう。
1. フィルターの詰まり:
エアコンのフィルターは、2週間に1回を目安に掃除しましょう。フィルターが詰まると、暖房効率が下がるだけでなく、電気代も高くなってしまいます。
- 自動お掃除機能付きのエアコンでも、フィルターの掃除は必要です。
- フィルターの種類によっては、水洗いできるものもありますので、取扱説明書を確認しましょう。
フィルター掃除は、エアコンの性能を維持するためには欠かせません。2週間に1回を目安に掃除をするようにしましょう。特に、ペットを飼っているご家庭や、喫煙者がいるご家庭では、フィルターが汚れやすいので注意が必要です。
2. 室外機の確認:
室外機はエアコンの心臓部です。以下のポイントをチェックしましょう。
- 周囲の障害物:
室外機の周りは50cm以上空間を空けましょう。
室外機は、エアコンの性能を左右する重要な部分です。定期的に掃除をすることで、エアコンの寿命を延ばすことができます。
3. 設定温度の見直し:
設定温度が低いと節電のために室外機が自動的に止まってしまうため、設定温度を普段より1~2℃高めに設定してみましょう。
エアコンが暖まらない場合は、省エネ運転モードなども解除してみましょう。
4. 風量調整:
風量を強くするか、自動運転に設定しましょう。自動運転ならエアコンが室温に合わせて風量を調整してくれます。
風量を弱くすると、部屋を暖める能力も小さくなってしまいます。
5. 部屋の環境改善:
窓や扉を締めたり、換気しすぎないようにして室温を下げない工夫をしましょう。
- 特に冬場は窓や扉のまわりが冷えないようにすることが重要です。
- 扇風機やサーキュレーターを併用するのも効果的です。
部屋の環境を改善することで、エアコンの負担を減らし、暖房効率を高めることができます。
それでも動かない時は…エアコン本体のリセットを試そう
雷などの強いノイズの影響を受けて、エアコンが誤作動を起こし、動かなくなることがあります。 これまでの方法を試しても暖房がつかない場合は、エアコン本体をリセットしてみましょう。
エアコン本体のリセット方法
- エアコンの電源を切ります。運転ランプなどが点滅して、すでにエアコンが停止している場合は、このステップは不要です。
- エアコンの電源コードを抜きます。電源プラグを抜くのが難しい場合は、分電盤のブレーカーをOFFにしても構いません。 電源コードを抜く際は、感電の危険性がありますので、濡れた手で触らないように注意しましょう。
- 5分経過したら、コンセントを差し込むか、ブレーカーをONに戻してください。 コンセントを差し込むことで、室内機と室外機の両方がリセットされます。 5分待つのは、エアコン内部の電子部品が完全に放電し、リセット状態になるまで時間を確保するためです。
リモコンに付いているリセットボタンは、リモコンの電池交換後にリモコン本体のリセットを行うためのものです。 このリモコンのリセットボタンを押してもエアコンはリセットされませんので注意が必要です。
まだ諦めないで!エアコン応急運転を試してみよう
エアコンが動かない!そんな時は、応急運転を試してみましょう。
応急運転は、エアコンのちょっとした不具合を一時的に復旧できる可能性のある機能です。 リモコンが故障した場合や、電源が入らない場合などに役立ちます。
応急運転を行う前に、まず取扱説明書を確認しましょう。 以下にエアコンの一般的な応急運転の手順を紹介します。
エアコンの応急運転方法
エアコンには、前面パネルを開いたところや本体の右下あたりに応急運転ボタンがあります。
- 応急運転ボタンを押す
室内機の右下の方や、カバーを開いたところにある応急運転ボタンを押します。 - 応急運転の開始
応急運転が開始されます。 - 再度、応急運転ボタンを押す
エアコンを停止するには、もう一度応急運転ボタンを押します。
途中でエアコンが停止し、運転ランプが点滅し始めた場合は、エアコンが故障してしまっている可能性が高いといえます。
それでも暖まらない…こんな時は迷わずプロに相談!
自分でできる対処法を試しても改善しない場合は、エアコンが故障している可能性が高いです。特に、以下のような症状が見られる場合は、放置せずに早急に専門業者へ修理を依頼しましょう。
- 冷媒ガスの漏れ:
風がぬるく感じる場合は、ガス漏れが疑われます。 - 異音や異臭:
エアコンから普段とは異なる大きな音や異臭がする場合は、故障の前兆かもしれません。
これらの症状を放置すると、エアコンの寿命を縮めたり、さらなる故障に繋がる可能性があります。
快適な冬を過ごすためにも、エアコンの異変を見逃さず、早めの対処を心がけましょう!
プロが教える!エアコン暖房に関するQ&A
- Qエアコンからぬるい風しか出てこない場合はどうすればいいですか?
- A
冷媒ガスの漏れや室外機の汚れ、エアコンの故障が考えられます。
taichan冷媒ガスの漏れは、エアコンの暖房能力を著しく低下させる原因になります。専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
- Qエアコンが暖まらないのですが、停電が原因ということはありますか?
- A
はい、エアコンが暖まらない原因として、停電などによる電装部品一時的な不具合が考えられます。電装部品が正常に動作しなくなると、エアコンの暖房機能がうまく働かなくなることがあります。
taichan停電後にエアコンが暖まらなくなった場合は、エアコンのコンセントを抜き、数分待ってから再度差し込んでみてください。それでも改善しない場合は、故障が考えられるため、専門業者に点検を依頼しましょう。
- Qエアコンが故障しているかどうかはどうすればわかりますか?
- A
エアコンが故障している場合は、運転ランプが点滅して停止します。
taichanエアコンのランプが点滅している場合はエラーコードを読み取って故障原因を調べることもできます。
- Qエアコンが暖まらない場合、自分でできることはありますか?
- A
エアコンのフィルター掃除、室外機の周りの確認、設定温度の見直し、風量調整、部屋の環境改善など、自分でできる対処法を試してみましょう。
taichanエアコンが冷えない原因は様々ですが、自分で簡単に解決できることも多いです。まずはできることから試してみましょう。
- Qエアコンの寿命を延ばすためにはどうすればいいですか?
- A
定期的なフィルター掃除、室外機の確認、プロのエアコンクリーニングなどを実施することで、エアコンの寿命を延ばし、冷房効率を維持することができます。
taichanエアコンは定期的なメンテナンスを行うことで、長持ちさせることができます。自分でできるメンテナンスと、プロに依頼するメンテナンスを組み合わせることで、エアコンをより長く、快適に使うことができます。
まとめ
この記事では、エアコンが暖まらない時の原因と自分でできる対処法、そして修理が必要なサインについて詳しく解説しました。フィルター掃除や室外機の確認など、簡単なチェックポイントから始められます。
自分で解決できない場合は、迷わず専門業者に相談しましょう。
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