エアコン修理(出張修理)の具体的な流れ

エアコンは出張修理が基本

エアコンは家に取り付けられている大型の家電ですので、修理屋さんにエアコンを持ち込んで修理をしてもらうのではなく、修理屋さん(サービスマン)が現場に来て修理を行う出張修理が基本となります。

この出張修理の具体的な流れは以下の通りとなります。

  1. 修理を依頼する(現場見積りの予約)
  2. サービスマンに現場見積もりをしてもらう
  3. 見積額で合意した場合、エアコン修理が行われる
  4. エアコン修理完了後、代金を支払う

この記事では、エアコンの出張修理の具体的な流れについて詳しくお話していきます。

【STEP1】エアコン修理を依頼する(現場見積りの予約)

まずはじめに、エアコン修理の依頼を行っていきます。

エアコン修理の依頼先については、自宅のエアコンが壊れたのか、賃貸住宅の据付エアコンが壊れたのかメーカー保証や販売店保証などの各種保証が残っているかどうかで修理の申込先が変わってきます。

修理の依頼を行う前に、まずは以下のことを確認していきましょう。

【賃貸住宅の場合】大家さん(管理会社)にエアコンが故障したことを連絡

賃貸住宅のエアコンが故障した場合、そのエアコンが自分のものなのか、大家さんのもの(管理会社のもの)かによって、エアコン修理の依頼先が変わってきます。

住まいエアコンの
所有者
修理業社の
手配
修理の
依頼先
修理代金の
費用負担
賃貸、
アパート
大家さん
(管理会社)
大家さん
(管理会社)
 大家さん
(管理会社)
賃貸、
アパート
自分自分修理業者自分
自宅自分自分修理業者自分

まず、入居時から部屋に据え付けられているエアコン(エアコンの所有者は大家さんや管理会社)の場合、修理業社の手配や費用負担は大家さん側となるのが一般的です。

この場合は、エアコンが故障した旨を管理会社や大家さんに伝えれば、そちらの方で色々と手配してくれることになります。

このケースの注意点としては、エアコン修理業者の人に来てもらったにもかかわらず、実はエアコンが故障していなかった(入居者の人のうっかりミスが原因など)場合、数千円程度の出張点検料が入居者負担となる場合があります。

ですので、本当にエアコンが故障しているかしっかりと事前に確認しておくことが大切です。

エアコンが故障しているかどうか判断する自信がない場合は、メーカーのお客様サポートセンターなどに問い合わせてみるのも一つの手ですのでご参考まで。

>>【エアコン故障】メーカー別サポートセンター連絡先

前の入居者がエアコンを置いていったものをそのまま使っていたという場合、入居前に受け取っていた募集チラシや間取図などに「エアコン付き」というような記載があれば修理費用などは大家さん負担になることが多いです。前の入居者が置いていったエアコンを今の入居者が貰い受けたという場合は、自分で修理買い替え費用などを負担することになるでしょう。このあたりのことについては、本格的に修理や買換を検討する前に、管理会社や大家さんに連絡して費用負担がどうなるか確認しておくことが大切です。

逆に、賃貸住宅に住んでいたとしてもエアコンは自分で購入して取り付けたという場合や、自宅(持ち家)のエアコンが故障したという場合、修理の手配は自分で行っていくことになります。

この場合、エアコン修理の費用負担についても自己負担となりますが、各種保証が残っている場合は無償修理になる可能性もあります。

各種保証を使ってエアコンを修理する場合

メーカー保証や販売店保証などを使ってエアコン修理をする場合は、保証書に記載の連絡先に修理を依頼していきます。

保証の種類費用負担
修理の依頼先サービスマン
の派遣元
メーカー保証
1年間
(冷媒回路は5年間)
メーカーメーカー
または
購入元販売店
メーカーサポート
販売店保証購入元販売店購入元販売店メーカーサポート

保証を使った場合は修理費用はメーカー、または購入元販売店が負担する形になります。

どちらの保証を使った場合も、メーカーサポート(各メーカー専属の修理業者)からサービスマンが現場(自宅など)に派遣され、その場で修理を行う出張修理が基本となります。

修理を依頼する際は、保証書とエアコン購入時の領収書(レシート)があれば修理の話がスムーズに進みますので、それらを手元に準備してから連絡をしていくようにしましょう。

エアコン保証修理に必要な保証書と領収書レシート

保証があるにもかかわらず、上記の依頼先ではない別の修理業者にエアコン修理を依頼してしまった場合、修理費用が自己負担となってしまうことがありますので、保証が残っている場合は必ず保証書に記載の連絡先に問い合わせるということを覚えておいてください。

各種保証が切れてしまっている場合(修理代金は自己負担)

エアコンの各種保証(メーカー保証や販売店保証など)が切れてしまっている場合、修理代金は自己負担となる代わりに、修理の依頼先は自分で自由に選ぶことができるようになります。

修理の依頼先サービスマン
の派遣元
夏場の
修理予約の
取りやすさ
修理代金
メーカーの
カスタマーセンター、
購入元販売店
メーカーサポートかなり混雑
(数週間待ち)
割高
エアコン修理業社エアコン修理業社混雑
(キャンセル空有)
通常

メーカーサポートはメーカーや販売店などから回されてくる保証を使った修理(費用負担はメーカーや販売店)が業務の中心となっていますので、保証が切れてしまっている有償修理の修理代金は割高になってしまう傾向があります。

特に夏場の時期にエアコンが壊れてしまった場合、メーカーサポートはとても混雑しているのが実情で、修理予約が2~3週間後しかとれず困っているという話もよく耳にします。

真夏日にエアコン無しの部屋で何日も過ごさなければならないなんて、想像しただけでゾッとしてしまいますよね。

ただ、タイミングや業社によっては急なキャンセルで予約に空きが発生していることもあります。

少しでも早くエアコンを修理してもらいたい場合は、メーカーサポート以外に最低でも2~3社に「いつ頃、修理に来てくれるのか?」問い合わせを行っていくことが大切です。

【STEP2】サービスマンに現場見積もりをしてもらう

エアコン修理はサービスマンが現場訪問して修理を行う出張修理が基本となります。

修理の予約日になるとサービスマンがエアコンの故障現場(自宅など)に来て、壊れたエアコンの点検や故障原因の特定、修理費用の見積りを行っていきます。

エアコン修理で最も重要なのがこの現場見積りのプロセスとなります。

というのも、ほとんどの業者は良心的に対応してくれるのですが、ごく稀に業社との相性が悪かったり、高額な修理代金を請求する悪徳業者にあたってしまったりすることがあるのも事実です。

ただ、この現場見積もりの段階で以下の内容をしっかりと確認して、お互いに納得がいかなければ修理をキャンセルして、被害を最小限に留めることができます。

エアコンを早く直してもらいた気持ちもありますが、現場見積の際はいったん落ち着いて、以下の内容をしっかりと確認していってください。

項目チェック内容
見積書・見積書を書面発行してくれるか?
修理料金・相場より高すぎないか?
修理方法・修理方法に納得したか?
その他・キャンセル料はいくらか?
・説明は明瞭で丁寧か?
・修理できなかった場合どうなるのか?

見積書を発行してくれるか?

エアコン修理の現場見積は、「だいたい〇~○万円ぐらいになりそうです。」という感じの口頭見積で行われることがよくあります。

ただ、口頭見積もりの場合、お互いに悪意がなくても些細な記憶違いなどが原因でトラブルにつながってしまう可能性がありますので、書面の見積書を発行してもらいましょう。

個人の修理業社さんの場合、これまで口頭見積しかしてこなかったというような場合もありますので、そういった場合は口頭見積の内容をメモしておくだけでも大分安心感が変わってきます。

修理料金が相場より高すぎないか?

次に見積書に記載されている修理料金が相場よりも高すぎないかどうか確認していきます。

エアコンは真夏日に壊れてしまうことが多く、修理も混み合っているため、その他の季節よりも修理代金が高くなってしまうこともあるのですが、あまりにも高すぎる場合は修理をキャンセルすることも考えていったほうがいい場合もあります。

以下に、メーカーサポートを利用した場合の修理代金の相場を記載しておきますので、参考にしてみてください。

メーカーサポートの修理料金の相場

エアコンメーカー

※2020/09/22時点

故障原因修理料金
(出張費、点検料など含む)
制御基板
(室外機)
11,000~
36,000円
ファンモーター
(室外機)
11,000~
36,000円
冷媒ガス漏れ13,800~
67,000円
マイコン
(室内機)
11,000~
36,000円
ファンモーター
(室内機)
11,000~
36,000円
冷媒回路
(溶接を伴わない場合)
11,000~
27,000円
冷媒回路
(溶接を伴う場合)
80,000~
167,000円
水漏れ7,000~
37,800円
ルーバー
(室内機)
5,800~
20,000円
前面パネル
(室内機)
8,800~
32,000円
リモコン5,000~
32,000円
自動掃除7,000~
26,000円

修理方法に納得したか?

エアコン修理は、原因毎に修理方法が変わってくるため、それに伴って作業内容や修理代金、修理完了までの時間が変わってくることになります。

例えば、修理に部品交換が必要となるようなケースだと、部品問屋から交換部品の取り寄せるために1~2週間かかってしまうこともあるため、エアコンが再び使えるようになるのはかなり遅くなってしまう可能性もあったりします。

また、エアコン修理は単純に故障した部分を直すという方法以外にも、エアコンを新しいものに取り換えてしまうという方法も修理手段の一つとなっています。

エアコンを修理するほうがいいのか、取り返したほうがいいのかということについては、故障の程度や設置年数、パーツ交換の有無、修理完了までにかかる日数などによって変わってくることになってきます。

仮に設置されてから既に10年近く経過していて、修理には部品交換が必要なのだけれど、すぐにでもエアコンを使えるようにしてほしいというような場合は、若干費用はかかってしまうかもしれませんが、エアコンを新しいものに交換してもらったほうが、すぐにエアコンが使えるようになりますし、今後のエアコン故障のリスクも減ることにもなったりします。

ですが、なるべく費用を抑えて修理をしたいという場合は、時間はかかってしまいますがパーツが届くのを待って、部品の交換修理にとどめてもらったほうがいいというケースもあります。

業社の人は経験から一番オススメの方法を提案してくれることが多いのですが、それが自分自身の望んているものと違う場合があります。

修理方法に要望がある場合は現場見積もりの段階できちんと業社の人に伝えておくことが重要です。

キャンセル料はいくらか?

エアコン修理はサービスマンが現地に派遣されてその場で修理を行われる出張修理となっています。

その出張修理の見積もり項目は一般的に以下のような内容となっています。

項目金額備考
出張点検料3000~
5000円
現場見積後の
修理キャンセル時
も費用発生
部品代修理内容に
よって異なる
交換部品が
ない場合は不要
技術料修理内容に
よって異なる

ここで気をつけておきたいのは、現場見積もり後の修理キャンセル時に出張点検料などのキャンセル料が発生するということです。

この出張修理のキャンセル料はメーカーサポートなどに修理を依頼しても発生する料金となっていて、修理で混み合っている時期にサービスマンに来てもらって、故障原因究明やエアコン点検をしてもらったことに対する料金と考えると理解しやすいと思います。

エアコン修理の場合、早く修理してもらいたいので現場見積もり後に修理をキャンセルするというケースはほとんどありませんが、先程までにお話したように、業社の人と折り合いがつかないという場合も出てきたりします。

修理をするかどうかを決めるのはお客さん側となりますので、キャンセルしたいと感じたのであれば遠慮せず業社の人にその旨を伝え、キャンセル料を支払ってスッキリこの話を流してしまいましょう。

説明は明瞭で丁寧か?

これまでの経験として、説明が明瞭で丁寧な業社は良心的な業社の共通点と言えます。

エアコン修理は故障の原因が多岐にわたるため、原因の特定から最適な修理方法を見つけだすには、かなりの経験とノウハウが必要となります。

原因と最適な修理方法が分かっている場合は、詳細な見積もりが作れますし、説明も明確、質問にも的確に答えられますので、説明を受ける側からの印象としては「丁寧に説明してくれている」と感じることになります。

逆に、質問をしても答えてくれなかったり、曖昧な答えしかしてくれないというような場合、もしかしたら故障の原因をちゃんと把握できていなかったり、最適な修理方法を思いついていないからそういった受け答えしかできないという事も考えられます。

印象というのは非常に大切な要素で、「あれっ?ちょっとこれは・・・」と感じた場合は注意が必要です。

トラブルを避けるためには、少々キャンセル料がかかったとしてもその場で修理をキャンセルしたほうが安心です。

修理できなかった場合どうなるのか?

万が一、エアコン修理ができなかった場合どうなるのかということについても、現場見積もりの段階で確認しておきましょう。

修理できなかった場合の対応は業社によって以下のように変わってきます。

  • 修理できなくても料金がかかってしまう
  • 修理できなかった場合、修理費用はかからない  など

これは単純に修理に失敗したというケースだけではなく、エアコンを本格的に分解してみると修理が不可能なレベルの故障だったというケースも含まれます。

ここまで、現場見積もりの段階で事前に聞いておいたほうがいいことをお話してきましたが、こういった部分まで聞いておくと、安心して修理を依頼していくことができますので、是非参考にしてみてください。

【STEP3】エアコン修理を進めてもらう

エアコン本体カバーを固定しているネジを取り外す

現場見積の内容で納得ができた場合、そのままエアコン修理に取り掛かってもらうことになります。

一般的なエアコン故障(ガス漏れ、水漏れ、基盤交換など)の場合は、その日のうちに修理が完了してエアコンがまた使えるようになります。

ただし、部品をメーカーから取り寄せなければならない場合は部品が届いてからの修理になりますし、溶接を伴う修理が必用な場合はエアコンの持ち帰り修理などになることもあります。

ただし、基本的には現場見積の段階で、どういった修理内容になるか、修理代金はいくらぐらいになるか、修理完了までどれぐらいの納期が必要となるかなど分かっていることになりますので、その時の合意内容に基づいて作業を進めていってもらうことになります。

【STEP4】修理代金を支払う

エアコン修理が完了したら、修理代金の支払っていきます。

例えば、メーカーサポートを利用した場合の料金の支払いの場合、エアコン修理から2~3週間後に郵送で支払書が送られてきます。

エアコンメーカーサポートの修理代金の支払い

その支払書の支払期限は支払書が到着する月の月末になっていることが多いですので、実際に修理代金を支払うのはエアコン修理をしてもらってから1~2ヶ月後となり、具体的な支払い方法は金融機関やコンビニなどで現金一括払いという形となります。

メーカーサポートの有償修理(保証切れ)のデメリットは、現金一括払いが基本となっているため、修理代金が少し高くなってしまった時は支払いができるかどうか不安に感じてしまう点です。

それに対して、一般のエアコン修理業者の多くはクレジットカード払いに対応している事がほとんどで、レジットカード側で分割払いやリボ払いに変更することもできたりします。

エアコンは突然壊れてしまうものなので、こういった仕組みを利用してエアコン修理をしてもらう方法も選択肢の一つに考えておくのがいいのではないかと思います。

壊れたエアコンを早く修理してもらうためにやるべきこと

夏場など、エアコン故障が多発するハイシーズンは、エアコン修理業社の予約の取り合い状態です。

予約の電話が1日遅れたら、修理してもらえる日は3~4日遅くなってしまいます・・・。

ですので、最低でも2~3社同時に「いつ修理に来てもらえるか?」という内容の問合せを行っていく事が少しでも早くエアコンを直してもらうための必須条件となります。

タイミングによっては急なキャンセルなどが入ったりして、思っている以上に早くエアコンを直してもらえることもあります。

エアコンの効いた涼しい部屋で快適に過ごせるようにするために、まずは修理の問合せから始めていきましょう!

エアコン修理業者の特徴と選び方

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エアコン
修理業者
こんな人に
おすすめ
実績
安心感
スピード金額対応地域
【メーカーサポート】各種保証を使って
修理したい人

メーカー
専属業社

夏場混雑

有償修理
は割高

全国
【電気の工事屋さん】
できるだけ早く
エアコンを修理
してもらいたい人

施工実績
多数

最短30分

相場価格

全国
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全国エリア対応!故障したエアコンの訪問修理サービスです。
【サービス内容】
◎最短最速30分のスピード対応
◎電話やWEBフォームから無料見積
◎直らなければ修理料金は不要
◎古くなったエアコンの取替にも対応
○主要メーカーに対応可能(パナソニック、シャープ、ダイキン、富士通、日立、東芝)

くらしのマーケット

テレビCM放映中!エアコン修理のプロを探すことができます。
【サービス内容】
◎料金の安い業者を自分で探せる
◎口コミやランキングが充実
◎WEBフォームで直接プロに無料相談できる
○ガス漏れ、水漏れ修理に対応可能
△電話相談ができない

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