「エアコン移設後、効きが弱いと思って調べてみるとエラーコードE6が表示されている…」そんな経験はありませんか? 実は、よくあるトラブルなんです。
先日、当サイトの「無料相談窓口」にも、同じようなお悩みが寄せられました。
- 件名; シャープエアコンエラーコード
- 内容;
お世話になります。
シャープのAC-22LFTなのですが、脱着で再度付けた際にエラーコードが出るようになってしまいました。
エラーコードはE6となります。
ただ、点滅エラーや運転停止はなく、運転自体はずっとしております。
ただ、最低温度にしてもあまり冷えてる感じはしません。
この場合メーカー呼ぶしかないでしょうか?
取り外した職人が音信不通で別の空調屋が取り付けております。
導通当たって問題ない場合は本体、基盤、電装系なのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、このご相談内容を元に、シャープエアコンのエラーコードE6が表示される原因と、その対処法について、エアコンのプロ「taichan」が詳しく解説していきます。
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の監修者
「taichan(たいちゃん)」
エアコンの故障診断のエキスパート、taichanです。大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を活かしたセカンドオピニオンを無料相談Q&A(空調テック)で提供中。電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など、多数の資格を保有。
taichanからの回答
エラーコードE6は、エアコンの室内機と室外機の間で通信がうまくいっていないことを示しています。
考えられる原因
- 配線の問題:
取り付けの際に、室内機と室外機をつなぐ配線がしっかりと接続されていない、断線している、または間違って接続されている可能性があります。 - 基板の故障:
室内機または室外機の中の制御基板(エアコンの頭脳のような部分)が故障している可能性もあります。 - その他の原因:
配線にノイズが混入しているなど、稀に他の原因が考えられます。
配線に問題がなければ、次に可能性が高いのは基盤故障となります。
修理は必要?
エアコンは動いていますが、冷房が効かない、エラーコードが表示される状態は正常ではありません。エアコンの寿命を縮めたり、さらなる故障につながる可能性もあるため、修理をおすすめします。
考えられる故障箇所
今回のケースでは、以下の箇所が故障している可能性が高いです。
- 配線
- 室内機または室外機の制御基板
対処法
ご自身で修理するのは危険ですので、シャープの修理窓口に連絡して修理を依頼してください。その際、エラーコードE6が出ていることを伝えるとスムーズです。
シャープお客様ご相談窓口への連絡方法
- 電話:0120-078-178 / 0570-550-449
- FAX:06-6792-5993
- 受付時間:(年末年始除く)
月曜日~土曜日:午前9時~午後6時
日曜日・祝日:午前9時~午後5時 - WEB修理受付:https://jp.sharp/support/inq_echo_wg.html
専門家からのアドバイス
エアコンの移設は、専門知識と技術を要する作業です。今回のケースでは、移設後にエラーが発生しているため、取り外しや取り付けに原因があった可能性も否定できません。しかし、取り外しと取り付けを異なる業者が担当していたり、移設直後に不具合が指摘されなかった点などを考慮すると、業者の保証で解決するのは難しいかもしれません。
移設直後に不具合が発生したとはいえ、自然故障の可能性も十分に考えられます。メーカーに相談しても、保証期間が過ぎている場合は、自己負担での修理となるでしょう。
注意点
- エアコンの修理や点検は、感電や怪我の恐れがありますので、必ず専門業者に依頼してください。
- ご自身でエアコンを分解したり、修理を試みたりしないでください。
上記の情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。何かご不明な点があれば、またお気軽にお問い合わせください。
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
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