「日立のエアコンのタイマーランプが点滅してリセットしても直らない…」 そんなお困りの声が、当サイトの問い合わせフォームに届きました。 今回は、エアコンのランプが点滅して動かない原因と、その対処法についてエアコンのプロ「taichan」が詳しく解説していきます。
taichan
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
お問い合わせ内容
- 件名;
しろくまくん RAS-S28B - 内容;
タイマーが3回点滅して消え、を繰り返す。停止を押すと、クリーンになってしばらくして切れる。エアコンの電源を一度切って入れなおしたり、リモコンの電池を新しくしたりしたが、変わりはなかった。
taichanからの回答
taichan
日立エアコン「しろくまくん」RAS-S28Bでタイマーランプが3回点滅する場合は、本体内部の部品に何らかの不具合が発生している可能性が高いです。
考えられる原因
日立エアコンでタイマーランプが3回点滅する場合は、以下の部品のいずれかに問題がある可能性があります。
- 端子台
- 室内基板と関連部品(モーター)
- 室内基板と関連部品(掃除ユニット)
対処法
- エアコン本体のリセット(対処済み)
一度コンセントを抜いて10分ほど放置した後、再度コンセントを差し込み、運転を再開してみてください。 - 応急運転
リモコンの「応急運転」ボタンを押して強制的に起動してみてください。一時的に電源が入る可能性があります。
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応急運転ボタンが見当たらない場合は、前面カバーを開けたところも探してみてください。取扱説明書をご覧いただくと、機種ごとの応急運転ボタンの位置もご覧いただけます。
上記対処法で改善しない場合
- 販売店またはメーカーへの修理依頼
上記で改善しない場合は、エアコンの購入店または日立の修理相談窓口へ連絡し、点検・修理を依頼してください。その際、エアコンの機種名(RAS-S28B)とエラーコード「3」であることを伝えるとスムーズです。
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タイマーランプ3回点滅の一般的な修理費用の目安として、室内機基板の交換は37,000円から42,000円前後となり、その他、出張料や診断料などの追加費用が発生することがあります。例えば、出張料は約4,000円、修理キャンセル時の費用(出張料+診断料)は約6,000円です。
日立家電エコーセンターへの連絡方法
- 電話:0120-3121-68 / 0570-0031-68
- FAX:0570-2006-57
- 受付時間:
9:00~18:00(月~土)
9:00~17:00(日・祝日、年末年始) - WEB修理受付:https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ra/toiawase.html
- 買い替えの検討
エアコンが10年以上経過している場合は、交換部品が見つからなかったり、修理費用が高額になる可能性があります。修理費用と買い替え費用を比較検討し、買い替えを検討することもおすすめです。最新のエアコンは省エネ性能も高く、電気代の節約にもつながります。
エアコンの修理に関する注意点
- エアコンの故障は、感電や火災の原因となる可能性があります。ご自身で修理しようとせず、必ず専門業者に依頼してください。
- エアコンの保証期間内であれば、無償で修理してもらえる場合があります。保証書を確認し、保証期間内であれば購入店またはメーカーに連絡してください。
- 応急運転は一時的な対処法であり、根本的な解決にはなりません。修理依頼を忘れずに行ってください。
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何かご不明な点があれば、お気軽に再度お問い合わせください。
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